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売れる洋菓子ブランド写真の作り方— 商品撮影で売上が変わる理由 —
新しく洋菓子ブランドを立ち上げるとき、多くの方が最初に悩むのが「写真」です。 パッケージもこだわった。 味にも自信がある。でも、ECサイトやSNSに掲載したときに 「なぜか売れない」 そんなケースは少なくありません。 実は洋菓子ブランドの場合、 写真の設計によって売上は大きく変わります。 私はフードカメラマンとして、レストランの料理撮影、食品撮影、ECの商品撮影などを1000件以上経験してきましたが、その中で感じるのは、 売れる写真には共通する構造がある ということです。 ①「美味しそう」だけでは足りない 洋菓子の写真というと、まず思い浮かぶのは シズル感、艶、断面 など、「美味しそうに見える写真」だと思います。 もちろんこれはとても重要です。 しかしブランドとして販売する場合、それだけでは弱いことが多いのです。 なぜなら洋菓子は ・ギフト ・自分へのご褒美 ・特別な日のスイーツ など、 感情と一緒に購入される商品 だからです。 つまり、 「美味しそう」 だけではなく 「このブランド好きかも」 と思わせる写真が必要になります。 ②ブランドの世界観
笙子 太田
19 時間前読了時間: 3分


「手の届く高級感」を写真で作る|洋菓子ブランド立ち上げ撮影の裏側
先日、新しく立ち上がる洋菓子ブランドの撮影を担当させていただきました。 ブランド立ち上げのタイミングでの料理撮影・商品撮影は、実はとても重要な仕事です。 なぜなら、 写真がそのブランドの“最初の印象”を決めてしまうから です。 今回お客様からいただいたオーダーは、とてもシンプルでした。 「手の届く高級感」そして「心がホッとするようなやさしさ」 この2つを、写真で表現したい。 一見シンプルに聞こえるのですが、実はこの2つは フード撮影の現場ではなかなか難しいテーマ でもあります。 高級感を強く出そうとすると、どうしても写真が少し“冷たい印象”になりやすい。 逆に、やさしさを重視すると、今度は“カジュアルすぎる雰囲気”になってしまう。 このバランスをどう作るかが、今回の撮影のポイントでした。 今回の食品撮影で設計した4つの要素 今回の撮影では、次のような要素を組み合わせながら世界観を作っていきました。 ・やわらかい自然光 ・明るすぎないニュートラルな色設計 ・透明感のあるパッケージ ・少し余白のある構図 強い演出をするのではなく、 空気感そのものを整
笙子 太田
2 日前読了時間: 2分


フードカメラマンとは|料理撮影のプロの仕事
レストランのメニュー写真。食品メーカーの広告。ECサイトの商品ページ。 私たちが日常的に目にしている「食べ物の写真」の多くは、フードカメラマン(料理カメラマン)によって撮影されています。 スマートフォンでも綺麗な写真が撮れる時代になりました。 それでも、レストランや食品ブランドがプロのカメラマンに依頼する理由があります。 なぜなら料理写真は、 ただ撮るだけでは魅力が伝わらない からです。 光、温度感、質感、器、スタイリング、さらには文化的背景まで。 料理撮影は、さまざまな要素を設計してはじめて完成します。 この記事では、 フードカメラマンとはどんな仕事なのか を、料理撮影の現場の視点から解説します。 フードカメラマンとは フードカメラマンとは、 料理・食品・食に関わるビジュアルを専門に撮影するカメラマン のことです。 料理撮影は一般的な商品撮影とは大きく異なります。 例えば、フード撮影では次のような要素を考えながら撮影します。 ・料理を最も美味しそうに見せる光の設計 ・温度や香りまで感じさせる表現 ・食文化やブランドの世界観の理解 ・料理人やブラ
笙子 太田
4 日前読了時間: 6分


ヘルシー食品こそ「人の手」を入れるべき理由— なぜ物撮りでは弱いのか —
こんにちは。 日本の食を世界に届けるフードカメラマン、太田笙子です。 健康志向の食品、いわゆる「ヘルシー食品」の撮影をしていると、よくご相談いただくのが 「商品をきれいに撮ってほしい」 というご要望です。 もちろん、食品撮影や商品撮影では、商品単体の写真(いわゆる物撮り)はとても重要です。 ECサイトでは特に、形やサイズ、内容量などを正確に伝えるカットが必要になります。 ただ、ヘルシー食品に関しては、 物撮りだけでは弱い と感じることが多いのです。 今日は、料理カメラマンとして撮影の現場で強く感じている ヘルシー食品に「人の手」を入れる理由 についてお話しします。 ヘルシー食品は「体験」を売っている まず大前提として、ヘルシー食品は 単なる食品ではなく、 ライフスタイル を売っています。 例えば、 ・高タンパク食品 ・グルテンフリー ・ビーガン料理 ・低糖質スイーツ これらはすべて 「健康的な生活」 という体験とセットで選ばれています。 つまり、 食べた後の自分の状態 まで含めて商品価値があるのです。 ところが、商品単体の写真だけでは ・どんなシ
笙子 太田
3月13日読了時間: 4分


インバウンド向けスイーツ撮影は“量感”が重要〜海外では「小さく見える写真」は損をする〜
日本のスイーツは、世界的に見てもとても繊細です。 味のバランス、見た目の美しさ、季節感。 どれも本当に素晴らしい文化だと思います。 ただ、インバウンド向けや海外EC向けの撮影をしていると、一つ大きなギャップを感じることがあります。 それが、 「量感」の見せ方 です。 料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしているフードカメラマンとして、今日は海外向けスイーツ撮影で意識している“量感”の話をしたいと思います。 日本の「上品」は海外では「少ない」に見える 日本のスイーツ写真には、ある共通の美意識があります。 ・余白が多い ・小ぶりに見せる ・繊細で控えめ これは、日本では「上品」「洗練」と感じられる表現です。 しかし海外では、同じ写真がこう見えることがあります。 ・量が少なそう ・満足感が低そう ・価格に対して小さい つまり、 “美しい”つもりの写真が、“物足りない”印象を与えてしまう のです。 海外は「ボリューム感」を重視する文化 海外のスイーツ写真を見ると、特徴がはっきりしています。 ・寄りが多い ・断面をしっかり見せる ・フォークを入れるカットが
笙子 太田
3月12日読了時間: 3分


ケーキ撮影で「原価」が変わる話〜サンプル数とロスから考える“撮影コスト”の本当のところ〜
ケーキ撮影の打ち合わせをしていると、よくこんな会話になります。 「サンプルは1台でも大丈夫ですよね?」 「なるべくロスを減らしたいので…」 気持ちはとてもよく分かります。 ケーキは材料費も手間もかかりますし、できれば撮影用に多く作りたくはないですよね。 でも、料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしているフードカメラマンとしてお伝えすると、 ケーキ撮影では“サンプル数”が原価に大きく影響します。 今日は、少し経営目線でケーキ撮影と原価の関係についてお話しします。 サンプル1台は「コスト削減」に見えて、実はリスク 一番多いのが、「ケーキは1台で撮れるのでは?」という考え方です。 しかし、ケーキは撮影において非常にシビアな被写体。 ・一度切ったら戻せない ・クリームは時間と温度で崩れる ・断面は一発勝負 つまり、 撮り直しがきかない構造 になっています。 もし、断面が少し崩れてしまったら。 もし、ナイフの角度がずれてしまったら。 もし、解凍状態が少し早かったら。 その瞬間、 写真の価値が大きく下がります。 撮り直しが発生すると、コストは一気に上がる..
笙子 太田
3月10日読了時間: 4分


グルテンフリーは「アレルギー対応」だけでは売れない— 海外市場では“選択肢のひとつ” —
こんにちは。 日本の食を世界に届けるフードカメラマン、太田笙子です。 最近、 グルテンフリー食品の料理撮影・商品撮影のご相談 が増えています。 米粉スイーツ、グルテンフリーパン、グルテンフリーラーメン、ビーガンスイーツなど、ジャンルはさまざまです。 ただ、撮影のご相談を受ける中でよく感じることがあります。 それは、 「グルテンフリー=アレルギー対応」だけで表現されていることが多い ということです。 もちろん、アレルギー対応はとても重要な価値です。 しかし海外市場では、グルテンフリーはもう少し違う意味を持っています。 今日は、越境ECやインバウンド向けの食品撮影を行う中で感じている グルテンフリー商品の見せ方の違い についてお話ししたいと思います。 日本のグルテンフリーは「配慮型マーケティング」 日本では、グルテンフリー商品は ・小麦アレルギー対応 ・体質に合わない人向け ・健康に配慮した食品 という文脈で紹介されることが多いです。 つまり、 「困っている人のための食品」 という位置づけになりやすい。 そのため、写真やパッケージも ・シンプル ・機
笙子 太田
3月8日読了時間: 4分


ギフト用ケーキ撮影は“幸福感”をどう作るか〜誕生日・母の日・クリスマス…季節商材を売る写真の考え方〜
ケーキの撮影にはいくつか種類があります。 EC商品撮影、メニュー撮影、広告撮影など。 その中でも、実は少し考え方が違うのが 「ギフト用ケーキ」の撮影 です。 なぜなら、ギフトケーキは単に「美味しそう」に見えればいいわけではないから。 必要なのは、 “幸福感”が伝わる写真 です。 料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしているフードカメラマンとして、今日はギフトケーキ撮影で大切にしている考え方をお話しします。 ギフトケーキは「体験」を売っている 誕生日ケーキ、母の日ケーキ、クリスマスケーキ。 これらは単なるスイーツではありません。 ・家族でお祝いする時間 ・誰かを喜ばせる瞬間 ・特別な日の記憶 つまり、商品ではなく 体験を売っています。 だから写真も、単なる商品写真では弱い。 「このケーキを買うと、どんな時間が生まれるのか」 そこまで想像できる写真が必要になります。 誕生日ケーキは“祝う瞬間”を感じさせる 誕生日ケーキの撮影では、“今まさにお祝いしている空気”をどう作るかがポイントです。 例えば、 ・キャンドルの灯り ・カットする直前のナイフ ・フォ
笙子 太田
3月7日読了時間: 4分


高タンパク商品が「ストイック」に見えてしまう理由― 海外では“ご褒美食”に変換されている ―
こんにちは。 日本の食を世界に届けるフードカメラマン、太田笙子です。 最近、プロテインスイーツや高タンパク弁当、植物性プロテイン食品など、 高タンパク食品の撮影依頼 がとても増えています。 スポーツブランド、フィットネスジム、ECブランド、冷凍宅配食など、ジャンルはさまざまですが、実際に撮影の現場でよく感じることがあります。 それは、 高タンパク食品が「ストイック」に見えすぎている ということです。 つまり、 「頑張っている人が食べるもの」 「努力のために我慢して食べるもの」 という印象になってしまっているケースが少なくありません。 でも海外では、この見せ方が少し違います。 日本:努力・我慢の文脈 日本では高タンパク食品というと、 筋トレ・ダイエット・食事制限・減量 というイメージが強い傾向があります。 そのため写真も、 黒背景・ストイックなトーン・無機質な構図 になりやすい。 確かにスポーツの世界観としては正しい場合もあります。 ただし、この見せ方は 市場を狭くしてしまうこともある のです。 海外:自己投資・ウェルネスの文脈 海外では高タンパク
笙子 太田
3月6日読了時間: 4分


「高いのに売れない」ケーキ写真の共通点〜価格帯と写真が合っていないと、選ばれない事実〜
「素材は一流です」 「価格も決して安くありません」 「でも、写真にすると“普通”に見えるんです」 これは、高単価ケーキを扱うブランドから本当によくいただく相談です。 結論から言います。 “高いのに売れない”原因の多くは、写真と価格帯が一致していないこと。 料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしてきたフードカメラマンとして、今日はその共通点を整理します。 ① 価格帯と写真が合っていない ケーキの価格は写りません。でも、 価格帯は確実に写ります。 例えば、 ・1,000円のケーキの見え方 ・5,000円のケーキの見え方 ・10,000円のギフトケーキの見え方 これらは、光・余白・構図で明確に分かれます。 高価格帯の商品なのに、 ・明るすぎる ・影がなくフラット ・情報が多すぎる こうした写真になると、一気に「量販ゾーン」に見えます。 価格は上げているのに、写真は下の価格帯。 これでは、お客様は違和感を覚えます。 ② 量販感が出ている 量販感が出る写真には特徴があります。 ・均一に明るい ・影がない ・背景が軽い ・色がポップすぎる これはコンビニや大
笙子 太田
3月5日読了時間: 3分


洋菓子店オーナー様へ ― 生ケーキは主役。でも“経営”を支えるのは焼き菓子という現実 ―
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 華やかなショートケーキやモンブラン。 ショーケースに並ぶ姿は、本当に美しいですよね。 でも、現場のオーナー様とお話しすると、こんな声をよく聞きます。 「生ケーキは売れているのに、思ったほど利益が残らないんです」 実はこれ、決して珍しい話ではありません。 今日は、なぜ焼き菓子がお店の経営を支えているのかを、3つのポイントで整理してみます。 1. 「ロス」の少なさが決め手 生ケーキと焼き菓子の最大の違いは、 売り物にならなくなるまでの時間です。 生ケーキ ・賞味期限は当日中がほとんど ・売れ残れば即廃棄 ・材料費も手間もそのままロス 生クリームやフルーツは高価で繊細。 その日の天候や客足によって、利益は簡単に崩れます。 焼き菓子 ・数週間〜1ヶ月日持ち ・翌日以降も販売可能 ・廃棄リスクが圧倒的に低い 「今日売れなくても、明日売れる」 この安心感は、経営にとって想像以上に大きいのです。 2. コスト(材料費・人件費)の差 見た目が豪華な商品ほど、裏側のコストは重い。 材料費
笙子 太田
2月28日読了時間: 4分


ECで売られるケーキのほとんどは「冷凍」。 フルーツを美しく見せるのがフードカメラマンの腕の見せ所
ECサイトで販売されているケーキは、 ほぼすべてと言っていいほど「冷凍販売」です。 全国配送を前提にするなら、 品質を安定させるために冷凍は必須。 でも、ここに大きな落とし穴があります。 それが・・・ 「フルーツの解凍問題」 です。 料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしている フードカメラマンの立場から言うと、 冷凍ケーキ撮影の難易度を一段引き上げているのは 実は“フルーツ”です。 ケーキ本体とフルーツは「解凍速度が違う」 冷凍ケーキを扱ったことがある方なら分かると思いますが、 ・スポンジ ・クリーム ・ムース これらと、 ・いちご ・ブルーベリー ・ラズベリー ・マンゴー では、解凍スピードがまったく違います。 フルーツは水分量が多いため、 ケーキ本体よりも早く解凍が進みます。 結果どうなるか。 ・表面に水分が浮く ・ツヤが消える ・色がくすむ ・果肉がしぼむ 味は問題なくても、 写真では一気に「冷凍感」が出てしまう。 これが、 冷凍ケーキ撮影が難しい最大の理由です。 「溶けたフルーツ」は写真で致命的になる 2023年以降のEC関連調査では、
笙子 太田
2月27日読了時間: 4分


ヘルシー食品の撮影は「制限」ではなく「価値」を写すことから始まる
最近、グルテンフリーやビーガン、ベジタリアン、低糖質、高タンパクといった“ヘルシー系食品”の撮影依頼が本当に増えています。 健康志向の高まりは感覚ではなく、数字でも明確です。 観光庁が2024年に公表した「訪日外国人消費動向調査」によると、訪日旅行者の関心項目の中で「日本食を食べること」は依然として上位に位置し、食の選択基準に“健康配慮”を重視する傾向も見られます(出典:観光庁 2024年 訪日外国人消費動向調査)。 つまり今、「健康」は選ばれる理由になっている。 でもここで、ひとつ 大きな落とし穴 があります。 ヘルシー=地味、に見えてしまう写真がとても多いのです。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマンとして、今日は私が現場で意識している“ヘルシー食品撮影のコツ”をお話しします。 ① 「制限食」に見せないことが最重要 グルテンフリー、低糖質、高タンパク・・・ これらは本来「制限」ではなく「付加価値」です。 しかし撮り方を間違えると、「我慢して食べる食事」に見えてしまいます。 海外市場では特に、ヘルシー=ポジティブ・アクティブ・自己投資と
笙子 太田
2月25日読了時間: 4分


1色マカロンと多色マカロン、売れる写真はどちらか〜並べ方・見せ方・構図で、結果はここまで変わる〜
マカロンの商品撮影をご相談いただくと、必ず出てくる質問があります。 「1色でまとめた方がいいですか?それともカラフルに並べた方が売れますか?」 結論から言うと、 “どちらが正解か”ではなく、“どの目的で使うか”が正解を決める です。 私はフードカメラマンとして、料理撮影・食品撮影・商品撮影を1,000件以上担当してきましたが、マカロンは特に“構図設計で売れ行きが変わる”被写体だと感じています。 今日は、1色マカロンと多色マカロン、それぞれの強みと、売れる写真の作り方を整理します。 1色マカロンの強み|“高級感”と“集中力” 1色のメリット ・色の統一感がある ・画面が静かで上品 ・ブランド格が上がりやすい ・SNSで印象が残りやすい 特に 高単価・ギフトライン の場合、1色構成はとても強いです。 例えば、ピスタチオだけを3個、余白たっぷりで並べる。 影を少し残し、マットな器に置く。 それだけで、「丁寧に作られた専門店のマカロン」という印象が生まれます。 1色で失敗しやすい点 ・単調に見える ・寂しく見える ・ECでは情報不足になる 1色は“強いけ
笙子 太田
2月24日読了時間: 3分


撮影体制についてのお知らせ|産休期間中も、撮影は止まりません
いつも撮影のご相談をいただき、誠にありがとうございます! 私事ではございますが、3月末に出産を予定しております。 そのため、3月上旬〜5月末まで産休をいただきます。 しかし、 Light & Greenの撮影は、この期間も止まりません。 ■ 2月の撮影枠と今後の撮影撮影ご相談について 現在、2月中の撮影枠は既存のお客様・現在ご相談中のお客様で満枠となっております。 ありがたいことに、継続案件やリピート案件が増えており、早期にスケジュールが埋まる状況が続いています。 春〜初夏商戦、インバウンド需要、EC更新などを見据えている企業様は、ぜひお早めにご相談ください。 ■ 3〜5月は「チーム体制」で対応いたします 産休期間中の撮影は、全国約100名のフードカメラマンが在籍する 株式会社Light & Greenの撮影チームが担当いたします。 これは“代打”ではありません。 普段から私がディレクション設計を行い、実際に現場を共に動かしているメンバーです。 ・インバウンド向け色設計 ・売上導線を意識した構図 ・EC/デリバリー/広告用途別の撮り分け ・ブラン
笙子 太田
2月21日読了時間: 3分


海外ECで売れるキッチンツール写真は「工程」と「完成」で決まる
海外向けのキッチンツール撮影では、 商品単体の美しさだけでは、正直足りません。 「どんな道具なのか」だけでなく、 どう使われ、どんな結果が得られるのか まで伝わって、はじめて購入判断につながります。 今回は、ハート型のケーキ型を例に、海外ECで“選ばれる写真設計”についてご紹介します。 今回の撮影で求められた3つのカット 今回お客様からご依頼いただいた内容は、以下の3点でした。 商品単体の撮影 製造途中の工程撮影(生地を流す・焼き上がりなど) 完成イメージの撮影 一見すると「カット数が多い」ように見えますが、海外ECではこの構成がとても理にかなっています。 海外ECでは「どう使うか」が購入判断になる 海外ユーザーは、日本のように説明文をじっくり読んでくれるとは限りません。 写真を見た瞬間に、 失敗しなさそうか 自分にも作れそうか どんな完成形になるのか この3点が直感的に伝わらなければ、その時点で候補から外れてしまいます。 だからこそ今回の撮影では、 「型 → 工程 → 完成」 という流れを、写真だけで理解できる構成を重視しました。...
笙子 太田
2月14日読了時間: 2分


プロでも難しい「ケーキ撮影」を、なぜ甘く見てはいけないのか― フード撮影の中で、ケーキだけは“別の競技” ―
「フード撮影をやっているなら、ケーキも同じでしょ?」 そう思われがちですが、現場に立つプロほど、 ケーキ撮影を別物として扱います。 実際、料理撮影・商品撮影・デザート撮影を経験してきた私自身も、 ケーキ撮影は今でも一番神経を使うジャンル です。 今日は、なぜケーキ撮影を甘く見てはいけないのか。 そして、 なぜ“経験値”が仕上がりに直結するのか をお話しします。 フード撮影の中でも、ケーキが「別格」な理由 まず、ケーキが他のフードと決定的に違う点。 ・時間で劣化するスピードが早すぎる 生クリーム、チョコレート、フルーツ。ケーキは、 置いた瞬間から変化が始まる素材 です。 ・クリームがダレる・表面が乾く・チョコが白くなる・フルーツがくすむ 料理のように「作り直せばいい」が通用しない。 一発勝負になりやすい のが、ケーキ撮影です。 ・白が多く、光の失敗が即バレる ケーキは白い。 だからこそ、光の失敗が隠せません。 ・白飛び ・黄色かぶり ・影がなさすぎて立体感が消える この状態になると、どれだけ高級なケーキでも、 一気に量産品に見えます。 ・「可愛い」
笙子 太田
2月11日読了時間: 3分


クリスマスケーキ撮影プラン|期間限定撮影の考え方― 「12月に入ってから」では、もう遅い理由 ―
毎年、11月後半から12月にかけて増えてくるご相談があります。 「今年のクリスマスケーキ、そろそろ撮りたいんですが…」 この時点でお伝えするのは、少し耳が痛いかもしれませんが、 事実です。 クリスマスケーキ撮影は“早く動いた人が勝つ”撮影。 これは、感覚ではなく、現場経験からはっきり言えます。 この記事では、 なぜ早めに動くべきなのか12月撮影のリスク11月撮影のメリット海外向けを想定した場合の注意点 を整理し、そのまま 撮影LPとして使える考え方 をまとめます。 なぜ毎年「早めに動くべき」なのか? 理由は大きく3つあります。 ① 撮影枠が一気に埋まる クリスマスケーキは ・季節限定 ・期間集中 ・撮影難易度が高い この3点が重なるため、 プロの撮影枠が短期間で埋まります。 「12月に入ってから探す」=「条件の合う撮影が見つからない」につながりやすいのが実情です。 ② 写真は“売る前”に必要 写真は、 売り始めてから用意するものではありません。 ・ECの事前告知 ・SNSの予告投稿 ・予約販売ページ これらは、 11月には動き始める 必要がありま
笙子 太田
2月9日読了時間: 3分


1台のクリスマスケーキで「5用途」使える写真設計― 撮影は“コスト”ではなく、“回収できる投資” ―
「クリスマスケーキの撮影、1回で終わってしまうのがもったいない」 これは、パティスリーや食品メーカーの担当者さんから、よく聞く本音です。 実はここ、 写真設計の考え方ひとつで大きく変わります。 プロの現場では、 「この写真はどこで、どう使われるか」 を 撮影前から分解して設計 します。 今日は、 1台のクリスマスケーキを、5つの用途に展開する写真設計 を具体的にお伝えします。 なぜ「使い回せない写真」が多いのか? 理由はシンプルで、最初から“1用途しか想定していない”からです。 ・EC用に撮ったらSNSで使いにくい ・SNS向けに寄りすぎて、広告に使えない ・海外用にすると、日本向けに合わない これは撮影技術の問題ではなく、 設計段階の不足 で起きています。 用途① ECトップ用|一瞬で価値が伝わる「顔」 ECトップで求められるのは、 説明力より「第一印象」 。 ・全体像が分かる ・サイズ感が想像できる ・高級感・季節感がある このカットは、「きれい」より“選ばれる雰囲気”を優先します。 ここが弱いと、他の写真が良くてもスクロールされません。 用
笙子 太田
2月7日読了時間: 3分


クリスマスケーキ撮影の当日進行表|プロはこう動く― 高単価案件ほど「段取り」で8割決まる ―
クリスマスケーキの撮影は、 「当日きれいに撮れればOK」な撮影ではありません。 むしろ逆で、 事前準備と当日の進行設計ができているかどうか で、 仕上がり・スピード・安全性がまったく変わります。 私はこれまで、飲食店・パティスリー・食品メーカー・海外EC向けまで 数多くのケーキ撮影を担当してきましたが、 高単価案件ほど、進行が驚くほどシンプル です。 今日は、「この人に任せたら安心」と思っていただくための プロのクリスマスケーキ撮影・当日進行表 をお伝えします。 ① 撮影前日にやること|当日は“撮るだけ”にする プロの現場では、 前日までに8割決めます。 具体的には、 ・構図 ・アングルの最終確認 ・使用カットの洗い出し(EC/SNS/広告) ・背景・器・小物の決定 ・光の方向と強さの確認 ・撮影順の決定 ここで重要なのは、 「ケーキを置かなくても撮影できる状態」を作ること。 本番ケーキは、「置いた瞬間から劣化が始まる素材」。 当日に考える余地を残さないことが、品質を守る最大のポイントです。 ⇨絵コンテなどあると強いですね ② 当日のケーキ出しタ
笙子 太田
2月5日読了時間: 3分
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