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点数より写真?食べログユーザーの“本音の選び方”
こんにちは、フードカメラマンの太田笙子です。 皆さんは外食先を探すとき、何を一番の決め手にしていますか? 「まずは食べログの点数をチェックする」という方は多いはず。 かつては「3.5以上なら間違いない」と言われた時代もありましたが、今の時代、ユーザーの目はもっとシビアで、もっと「直感的」になっています。 実は今、 「点数が高いのに選ばれない店」と 「点数はそこそこでも予約が埋まる店」の境界線は、 間違いなく「写真の質」にある と言っても過言ではありません。 今回は、2026年現在の最新データと私の料理カメラマンとしての視点を交えながら、食べログユーザーの“本音の選び方”について紐解いていきたいと思います。 1. 「星3.5以上」が並ぶ中で、最後の一押しになるのは何か? 今の飲食店選びにおいて、点数はあくまで「最低条件」のフィルターに過ぎません。 特に客単価が8,000円を超えるような高価格帯のレストランを探しているユーザーにとって、3.5点や3.7点といったスコアは、もはや「並んでいて当たり前」の状態です。 では、似たような高得点の店が並んでいる
笙子 太田
1月7日読了時間: 5分


EC用ケーキ写真で「絶対に入れるべき3カット」
EC用ケーキ写真で「絶対に入れるべき3カット」 この3枚がないと、売れません。 「写真はきれいに撮れているはずなのに、ECで売れない」 ケーキの商品撮影で、こんな相談を受けることは本当に多いです。 実はその原因、 写真の“クオリティ”ではなく“構成”にあることがほとんど。 料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしてきたフードカメラマンの立場から言うと、 EC用ケーキ写真には 必ず入れるべき3つのカット があります。 逆に言えば、この3つが揃っていないと、 どんなにきれいでも「買う決断」ができません。 ① 全体カット|「何の商品か」を一瞬で伝える まず必要なのが、 全体が分かる写真 です。 ・ホールか ・カットケーキか ・サイズ感 ・デザイン これを一瞬で理解させる役割があります。 ECでは、お客様はじっくり説明文を読みません。 最初の1枚で「これは何か」「自分が買う対象か」を判断しています。 ここで重要なのは、 盛りすぎないこと 。 ・角度は安定 ・形が正確 ・色味は実物に近く この1枚は“広告写真”ではなく 商品確認用の写真 という意識が必要です
笙子 太田
1月6日読了時間: 3分


食べログの写真、実は「1枚目」で9割決まる話〜料理の味より先に、見られているもの〜
「ちゃんと作っているのに、なぜか食べログから予約が入らない」 これは、フードカメラマンとして現場に立っている私が、何度も聞いてきた言葉です。 結論から言います。 食べログで選ばれるかどうかは、ほぼ“1枚目の写真”で決まります。 星の数でも、文章でもありません。 一覧画面に並んだとき、 最初に目に入る写真 。 ここで「ちょっと見てみよう」と思われるか、「なんか違う」とスルーされるか。 その分かれ道が、1枚目なんです。 ユーザーは「比較」ではなく「瞬間判断」している 食べログの使われ方を、少し冷静に想像してみてください。 ・お店探しは移動中、休憩中、誰かとの会話の合間 ・1店舗にかける時間は数秒〜十数秒 ・一覧でパッと見て、気になった店だけタップ つまり、 1枚目は“説明”ではなく“入口” 。 ここで引っかからなければ、どんなこだわりも、どんな評価も、読まれません。 「いい写真」では足りない。「1枚目向きの写真」が必要 ここでよくある勘違いがあります。 「うちは綺麗な写真を載せている」 「プロに撮ってもらったこともある」 それでも選ばれないケース、実
笙子 太田
1月5日読了時間: 3分


高級ケーキを“安っぽく見せない”写真の共通点。フードカメラマンが必ず避けているポイント
「素材にはかなりこだわっています」 「価格も決して安くないです」 「でも、写真にすると高級感が出ないんです」 高級ケーキの撮影相談で、本当に多い悩みです。 実はこれ、 ケーキ自体の問題ではないケースがほとんど 。 料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしているフードカメラマンの視点で見ると、 「安っぽく見える原因」はかなりはっきりしています。 今日は、 高級ケーキを安っぽく見せない写真の共通点 を現場ベースでお話しします。 高級ケーキは「情報を盛るほど安く見える」 まず大前提として。 高級ケーキは、 情報を足すほど価値が下がります。 ・小物をたくさん置く ・色を足しすぎる ・背景に情報を入れすぎる これは、「豪華に見せたい」という善意から起きがちですが、 写真では逆効果になることが多いです。 高級ケーキが伝えるべきなのは、 ・素材 ・精度 ・静かな自信 つまり、 余白に耐えられるかどうか が分かれ道になります。 光が強すぎると、一気に“量販感”が出る 安っぽく見える写真の多くは、光が強すぎます。 ・影がなく、のっぺり ・全体が均一に明るい ・立体感
笙子 太田
1月4日読了時間: 4分


「目立つ写真」と「買いたくなる写真」は、似ているようでまったく別物
フード撮影の現場で、よく聞かれる質問があります。 「この写真、すごくかっこいいですよね?」 「でも…売れる写真って、これで合ってますか?」 実はこの2つ、似ているようで目的がまったく違うんです。 私はフードカメラマンとして、 広告・EC・インバウンド向けの撮影を数多く担当してきましたが、 “作品的に目立つ写真”と“買いたくなる写真”は、撮り方も考え方も別物だと感じています。 今日はその違いを、できるだけ分かりやすくお話しします。 目立つ写真(作品的な写真)の特徴 まずは「目立つ写真」から。 これは ・SNSでスクロールを止める ・コンテストやポートフォリオで評価される ・「おしゃれ」「すごい」と言われやすい そんな写真です。 特徴としては、 強い光や影、コントラストがはっきり 構図や色に“作者の個性”が強く出る 食べ物そのものより「世界観」や「美意識」が主役 暗め・静的・ドラマチックな表現も多い 正直に言うと、撮っていて一番楽しいのは、こちらだったりします(笑)。 自分の表現欲が満たされるし、「いい写真ですね」と言ってもらえる確率も高い。 ただし
笙子 太田
1月3日読了時間: 4分


ケーキ撮影の日、スタジオが寒い理由。「冷房MAX」にするのは、わがままではありません・・・!
ケーキ撮影の日、スタジオが寒い理由 「冷房MAX」にするのは、わがままではありません!!笑 ケーキ撮影の日、スタジオに入った瞬間、よく言われます。 「……寒くないですか?」 正直に言うと、 寒いです。かなり。 上着を着たまま撮影することも珍しくありません。 それでも、冷房は弱めません。 なぜなら、 ケーキ撮影において、室温はクオリティに直結するから です。 これは演出でも、こだわりでもなく、料理撮影・食品撮影・商品撮影の現場では極めて現実的な判断です。 クリームは、人が思っている以上に「弱い」 ケーキ撮影で一番の敵は何か。 私は迷わずこう答えます。 温度です。 ・生クリーム ・ムース ・マスカルポーネ ・バタークリーム これらは、人が「ちょっと暖かいな」と感じる温度で、すでに形を保てなくなります。 特に撮影中は、 ・ライトの熱←思っている以上に周辺の温度が上がります ・人の体温 ・空気の流れ これらが重なり、想像以上にケーキは温まっていきます。 結果どうなるか。 ・角が丸くなる ・表面がテカる ・断面がにじむ 味は変わっていなくても、写真では 「
笙子 太田
1月2日読了時間: 4分


世界から見た“日本のお正月料理と表現
— Osechi Through the Eyes of the World — 日本のお正月料理「おせち」。 日本で生まれ育った私たちにとっては当たり前の存在ですが、海外の方に写真を見せると、よく驚かれます。 「どうしてこんなに美しいの?」 「料理ひとつひとつに意味があるなんて知らなかった」 フードフォトグラファーとして海外向けの撮影をしていると、おせちという文化が、どれほど豊かで深い“物語”を持っているかを改めて感じる瞬間が多くあります。 今回は、海外の視点から見たおせちの魅力と、撮影で意識したいポイントをまとめました。 2026年、海外展開を考えている食品メーカー様、インバウンド集客を目指す飲食店様にもお役に立てば嬉しいです。 海外の人が驚く「おせちの世界観」 まず一番大きいのは“世界観のギャップ”。 日本が大切にするのは 静けさ、縁起、余白の美意識 。対して多くの海外では、 華やか・賑わい・ボリューム が祝祭の象徴です。 これはそのまま「写真の見せ方」にも影響します。 日本:淡く落ち着いた色・きっちり揃った盛り付け 海外:コントラスト強め
笙子 太田
1月1日読了時間: 4分


2026年に“インバウンドに響く”外食メニュー10選
— フードカメラマンが読む「次のヒットの兆し」—** インバウンド市場は、2025年以降さらに大きく変化します。写真の仕事をしていると、海外のお客様がどんな“食の世界観”に心を動かされるのか、現場でその変化を肌で感じます。 特に2026年は、 「モダン×余白×透明感×ライブ感」 。これは料理そのものの構成だけでなく、メニュー写真の撮り方にも直結するキーワードです。 今日は、2026年にインバウンドで確実に伸びていくと考えられる外食メニューを、フードフォトグラファー視点で10項目にまとめました。レストランのメニュー開発のヒントや、写真づくりの方向性としても使っていただけたら嬉しいです。 ① モダン和食(Modern Washoku) “古典の和食” ではなく、 “今の日本の美意識” を体験したい海外旅行者が増えています。2026年も、余白や静けさを生かしたモダン和食は強いジャンル。 ポイント 野菜を生かしたミニマル構成 白い器 × 大きめの余白 “静けさ”や空気感のある盛り付け 写真で響く見せ方 自然光・ミニマル構図・淡いコントラスト。“余白の美
笙子 太田
2025年12月31日読了時間: 5分


冷凍ケーキを「美味しそう」に撮るのはなぜ難しいのか?フードカメラマンが必ず気にする“解凍状態”の話
冷凍ケーキの撮影は、正直に言うと・・・かなり難易度が高いです。 「冷凍なんだから、溶かして撮ればいいですよね?」 初めてご相談いただく方から、よくこう言われます。 でも、料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしている立場から言うと、 それをやってしまうと、ほぼ失敗します。 今日は、なぜ冷凍ケーキは“美味しそう”に撮るのが難しいのか、その理由をフードカメラマンの現場視点でお話しします。 冷凍ケーキは「撮影向きの状態」が一瞬しかない 冷凍ケーキ最大の特徴は、 状態の変化がとにかく早い ことです。 ・解凍が進むと、クリームがダレる ・表面のツヤが消える・断面がにじむ ・フルーツから水分が出る しかもこれ、「完全に溶けた瞬間」から一気に進みます。 つまり、冷凍ケーキには撮影に最適な“一瞬のゾーン”が存在します。 その状態が、 完全解凍でも、 完全冷凍でもない 半解凍 です。 なぜ「完全解凍」はNGなのか 完全解凍した冷凍ケーキは、一見すると食べ頃に見えます。 でも、写真にすると問題が一気に出ます。 ・クリームが重力に負けて形が崩れる ・断面がシャープに出な
笙子 太田
2025年12月29日読了時間: 4分


食べログで選ばれる方法
食べログで選ばれる方法 ……「味」より先に、写真で落とされていませんか? 「料理には自信があるのに、なぜか食べログからの集客が伸びない」 これは、私が撮影現場で飲食店オーナーさんから何度も聞いてきた言葉です。 正直に言います。 食べログで選ばれるかどうかは、“味の前に写真で決まっている” ケースがほとんどです。 実際、ユーザーの行動を思い出してみてください。 ・一覧画面でまず目に入る ・写真を数枚見る ・「なんとなく良さそう」「ここは違うかも」と判断 この数秒で、来店候補から外されることも珍しくありません。 私はフードカメラマンとして、これまで1,000件以上の飲食店・食品撮影に関わってきましたが、 食べログで“選ばれている店”には、共通点があります。 今日はそのポイントを、現場目線でお伝えします。 まず大前提として知っておいてほしいこと。 食べログは「グルメサイト」ですが、実質はビジュアルメディアです。 文章はほとんど読まれていません。 評価点よりも前に見られるのは、 ・メイン写真 ・料理写真の並び ・全体のトーン(暗いか、明るいか、雑多か).
笙子 太田
2025年12月28日読了時間: 3分


国別(アメリカ・ヨーロッパ・アジア)で変えるチョコレートの色設計
海外向けチョコレート撮影で「色味をどうするか」は、実は国によって正解がまったく違います。 日本では「高級=控えめ・落ち着き」が通用しますが、 海外ではそれが「弱い」「魅力が伝わらない」になることも珍しくありません。 ここを理解せずに撮影すると、 味も価格も一流なのに写真だけが足を引っ張る、という事態が起きます。 アメリカ向け|“濃厚さ”と“わかりやすさ”を色で伝える (出典: Chocolate Mousse Cake By Jenna ) アメリカ向けのチョコレート撮影で重視されるのは、 一瞬で伝わるリッチさ です。 アメリカ市場では、 ・コントラスト強め ・深いブラウン ・はっきりした陰影 これが「おいしそう」「贅沢そう」に直結します。 日本向けでよく使われるグレー寄りのブラウンや影の薄いトーンは、アメリカでは「印象が弱い」。 そのため、 ・チョコレートの赤みを少し足す ・背景をダークブラウンやブラック寄りに ・ツヤとハイライトを明確に こうした色設計が効果的です。 アメリカ向けの商品撮影では、「上品」よりも「濃厚」「満足感」が先に伝わるかど
笙子 太田
2025年12月26日読了時間: 3分


美味しいケーキほど、なぜ写真が難しいのか?フードカメラマンが現場で感じている“本当の理由”
「味には自信があるんです。でも、写真にすると“なんか普通”に見えるんですよね」 これは、ケーキの撮影を相談されるときに、パティスリーや食品メーカーの方から本当によく聞く言葉です。 実はこれ、とても自然なことです。なぜなら、ケーキは“美味しいものほど撮るのが難しい食べ物”だから。 料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしてきたフードカメラマンとして、今日はその理由を、現場目線でお話しします。 ケーキは「情報量が多すぎる」 ケーキは一見シンプルに見えますが、写真として見ると、実は情報量の塊です。 ・スポンジのきめ ・クリームの質感 ・フルーツやフィリングの配置 ・層の厚み・表面のツヤ ・断面の美しさ これらがすべて一枚の写真に同時に写り込みます。 しかも、どれか一つでも崩れると、「美味しそう」より先に「雑」「安っぽい」「量が少なそう」という印象が立ってしまう。 美味しさのハードルが高い分、写真のハードルも非常に高いのがケーキです。 「中身を見せればいい」は、実は落とし穴 よく言われるのが 「断面を見せたほうが売れますよね?」 という質問。 これは半
笙子 太田
2025年12月25日読了時間: 4分


クリスマス商品の撮影で“実はすごく大事”なこと
フードカメラマン太田笙子(株式会社Light&Green) クリスマス撮影、と聞くと多くの方がまず思い浮かべるのは“キラキラ”“華やかさ”。でも、実際の撮影現場では 季節もの特有の落とし穴 がいくつもあって、むしろ「丁寧に引き算をする」判断のほうが仕上がりを左右します。 私自身、真夏の7月・8月にクリスマスケーキを撮影することも日常です。その経験の中で、 海外向け・インバウンド向けのブランドほど効果が出るポイント を、今日は文化背景を交えながらまとめてみました。 1. “季節感を盛りすぎない” が、実は上質の近道 日本では赤×緑の王道配色が根強いのですが、インバウンドや欧米向けのブランドでは 白・ゴールド・シルバー・黒 の「静かな華やかさ」が圧倒的に好まれます。 赤小物の多用 → 急に安価な印象に 緑の装飾 → 和菓子や生菓子とは相性が難しい 世界市場では “色数を絞る=ラグジュアリー” と捉えられることが多いんです。これは文化的な色彩感覚の違いが背景にあります(詳しくはインバウンド向け資料にもまとめています )。 2. 夏撮影の最大の敵は “
笙子 太田
2025年12月24日読了時間: 3分


これからはカメラマンもAIを「使う」時代。
これからは、AIを「使う」時代。 これはカメラマンの仕事が奪われる、という話ではありません。 むしろ逆で、「表現の幅が、もう一段階広がった」という感覚に近いです。 私自身、フードカメラマンとして日々撮影をしていますが、 現場でよく思うのは「ここに、あと一要素だけ入れられたら、 もっと伝わるのに」という瞬間が本当に多いということ。 物理的に難しいことは、実はたくさんあります。 たとえば、バレンタイン用のケーキの撮影。 世界観としては、 ・赤いマニキュアを塗った ・華奢な女性の手が ・ゴールドのスプーンを持ち ・ケーキにそっと差し込まれている そんな一瞬を画角に入れたい。 理由はシンプルで、「甘さ」「ときめき」「女性目線のご褒美感」が、一気に伝わるからです。 でも、現実はどうかというと・・・・。 私の手は、正直、華奢ではありません(笑)。 モデルを手配するほどのカットでもない。 でも、この“手”が入るか入らないかで、写真の印象はまるで変わる。 こういう時に、AIはとても頼れる存在になります。 撮影のベースは、あくまで自分で撮った写真。...
笙子 太田
2025年12月22日読了時間: 3分


国によって“写真の信頼度”が違うそのワケ
国によって“写真の信頼度”が違う。だから、盛り具合を変えるだけで売上は変わります。 食の世界ほど“写真の文化差”がハッキリ出るジャンルはありません。 私自身、食品商社で商品企画・営業を10年間経験し、撮影現場でも海外向け案件を数多く担当してきましたが、同じ写真でも「国によって信頼度がまったく違う」という事実に何度も驚かされました。 今日は、その“盛り具合”の違いを軸に、国別でどこまで盛って良いのか? そして、どう調整すれば売れやすくなるのか?を読み解いていきます。 ■ アメリカ:誇張OK。「美味しそう=大げさ」が正解 アメリカは広告文化そのものが“ポジティブ強調”の国。 Statista(2023)の調査でも「食品広告における強いコントラスト・誇張演出は許容範囲」と回答した人が多数派です。 だから、 ・肉のテカリ強め ・チーズの伸びすぎくらいがちょうどいい ・“BIG”“JUICY”を感じる寄りの構図これくらいでようやく「美味しそう!」と受け取られます。 私の撮影現場でも、アメリカ向けだけ湯気・オイルのシズルを1.2倍ほど強めています。...
笙子 太田
2025年12月18日読了時間: 3分


日本フードフォトグラファー協会の正会員に登録されています
私、太田笙子は、日本フードフォトグラファー協会の正会員として活動しています。 「フードカメラマン」として仕事をしていると、 「どんな基準でカメラマンを選べばいいのかわからない」 「肩書きの違いがよく分からない」 そんな声をいただくことがあります。 だからこそ今日は、 日本フードフォトグラファー協会とは何か 、 そして私・太田笙子がどんな分野を得意としているのかを、 少し丁寧にお話ししたいと思います。 日本フードフォトグラファー協会は、 「食を専門に撮影するプロフェッショナル」のための団体です。 料理・食品・商品・広告・出版・ECなど、 食に関わる撮影を専門分野としているカメラマン のみが所属し、 一定の実務経験・技術・倫理基準を満たした者が正会員として認定されます。 単に「写真が撮れる」だけではなく、 ・食材や料理への理解 ・食品表示や広告表現への配慮 ・実物と乖離しない誠実なビジュアル表現といった、 食の写真ならではの専門性 が求められるのが特徴です。 私はその日本フードフォトグラファー協会の正会員として、 日々フード撮影の現場に立っています。
笙子 太田
2025年12月18日読了時間: 3分


色温度が変わるだけで“味のイメージ”は変わる。
色温度が変わるだけで、“味のイメージ”は変わる。 これは、私自身がフード撮影の現場で何度も体感してきたことです。 そして近年は、海外マーケット向けの撮影依頼が増えるにつれて、「同じ料理でも、日本と海外では“好まれる色温度”がまったく違う」という事実をより強く感じるようになりました。 今日は、その違いと、輸出向けビジュアルで気をつけたいポイントについてお話します。 ◻︎日本は“寒色寄りでも上品”、海外は“暖色=美味しさ” 2023年に発表された食品写真の国際研究では、 暖色系(約3000〜4500K)は「香り・温かさ・濃厚さ」を連想させ、食欲を増進させる というデータが示されています(International Journal of Gastronomy and Food Science, 2023)。 一方で日本市場では、 少し寒色寄り(4500〜5200K)でも「清潔・上品・整っている」と評価されやすい という傾向があります。 これは文化的背景が大きく、日本では「白・淡い色・余白=美」という価値観が強く、料理写真にもそれが反映されます。..
笙子 太田
2025年12月17日読了時間: 4分


文化的にNGな食材の写り込みに注意! インバウンド写真で絶対に外せない“宗教・文化への配慮”
海外向けの写真を撮るとき、じつは真っ先に確認するべきなのが 「食材の文化的NG」 です。これは“美味しさ”とは別の次元で、写真の印象や売上に直結します。 フードカメラマンとして日々いろいろな案件を撮影していますが、「この写真、実はターゲットによってはマズいかも…」と感じる瞬間は想像以上に多いんです。 特に注意が必要なのが、宗教的なタブーに関係する食材。 ● 豚肉 → ムスリム圏では完全NG イスラム教徒の方々は宗教上の理由で豚肉を口にしません。2023年以降、東南アジアからの訪日客が急増し(JNTOデータ)、ムスリム比率の高い国からの旅行者が増えているため、写真の中に豚肉が“意図せず写っている”だけでも不信感につながるケースがあります。 ハラール対応をしていない店舗でも、 「混在が写っていないこと」 は最低限のマナー。 特に麺類・スープ類の背景に“実は豚肉”が置いてあった…というのはよくある落とし穴です。 ● 牛肉 → インド市場では配慮が必須 インドでは宗教観から牛肉を避ける方が多く、海外展開やインド系顧客向けの広告の場合、牛肉の写り込みは
笙子 太田
2025年12月16日読了時間: 6分


英語圏のユーザーは「Before / After」の写真が好き!ギャップが“理解スピード”を上げてくれる理由
海外向けの撮影をしていると、よく感じることがあります。 それは、 英語圏のユーザーは「Before → After」の視覚的変化が大好き だということ。 日本では、完成した一枚の“美しい写真”だけでも伝わる場面が多いですよね。 ところがアメリカ・カナダ・イギリスなど英語圏では、完成写真単体よりも、 ・何からどう変化したのか ・何をするとこうなるのか という “プロセスの理解” に価値を感じる傾向があります。 実際、米NPDグループ(2023年)の調査でも、 食品購入時に「中身がどれだけ分かるか」を重視する割合は70%超 と報告されています。 ビジュアルに「ストーリー」があるほど安心し、購入判断がしやすくなるというわけです。 私は食品商社で約10年、商品企画・開発・営業を担当していました。 当時から「海外バイヤーは“ギャップの見える資料”を好む」と強く感じていました。 乾麺なら 乾麺 → 調理例 、粉なら 粉 → 完成系 。たったこれだけで、理解度が一気に変わります。 ここからは、なぜ英語圏ではここまで“Before / After”が響くの
笙子 太田
2025年12月15日読了時間: 2分


海外は“パッケージの裏面”が最も見られる。食品商社で10年働いた私が痛感した、購入判断のリアル
フードカメラマンになる前、私は食品商社で10年間、 商品企画・商品開発・営業 を担当していました。 当時は国内向けだけでなく、海外志向のバイヤーと一緒に商品を作る仕事も多く、“どういう情報で買う・買わないが決まるのか”という現場の空気を、肌で感じ続けていました。 そこで強烈に学んだのが、 海外では「裏面こそが主役」になる という事実です。 商品そのものより先に、裏面をじっくり読み込む。原材料・栄養成分・添加物の種類・製造国…とにかく細部を徹底して確認する。 これは、私が商社時代に何百回と目撃してきたリアルな光景です。 ■裏面を見るのは“クセ”ではなく“文化” 2023年の McKinsey Consumer Packaging Insights では、欧米で「食品購入時に最も信頼する情報源は?」という質問に対し、 72%が“原材料・栄養成分表示” と回答しています。 さらに NielsenIQ Label Transparency Report 2024 では、 67%が「裏面の情報に不信感を持ったら即購入しない」 と明言しています。.
笙子 太田
2025年12月14日読了時間: 4分
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