英語圏のユーザーは「Before / After」の写真が好き!ギャップが“理解スピード”を上げてくれる理由
- 笙子 太田
- 2025年12月15日
- 読了時間: 2分
海外向けの撮影をしていると、よく感じることがあります。
それは、英語圏のユーザーは「Before → After」の視覚的変化が大好き だということ。
日本では、完成した一枚の“美しい写真”だけでも伝わる場面が多いですよね。
ところがアメリカ・カナダ・イギリスなど英語圏では、完成写真単体よりも、
・何からどう変化したのか
・何をするとこうなるのか
という “プロセスの理解” に価値を感じる傾向があります。
実際、米NPDグループ(2023年)の調査でも、食品購入時に「中身がどれだけ分かるか」を重視する割合は70%超 と報告されています。
ビジュアルに「ストーリー」があるほど安心し、購入判断がしやすくなるというわけです。
私は食品商社で約10年、商品企画・開発・営業を担当していました。
当時から「海外バイヤーは“ギャップの見える資料”を好む」と強く感じていました。
乾麺なら 乾麺 → 調理例、粉なら 粉 → 完成系。たったこれだけで、理解度が一気に変わります。
ここからは、なぜ英語圏ではここまで“Before / After”が響くのか、その理由を整理してみます。
【理由1】
完成写真だけでは“サイズ感や変化”が伝わりにくい海外ユーザーは 量・変化・質感を重視 します。
Beforeがあることで、「こんなに変わるんだ」「この粉でこう仕上がるんだ」と一瞬で理解でき、購入のハードルが下がります。
【理由2】
料理プロセスを見る文化が根付いているYouTubeやTikTokの英語圏の料理動画は、ほぼすべてが Before → After構造。
Meta(2023年)の分析でも、“変化のあるコンテンツほど滞在時間が伸びる” と明確に示されています。
【理由3】
「失敗したくない」という強い心理レビュー文化の強い英語圏では、「イメージと違う」は避けたい最上位理由。
Beforeがあることで、・どんな状態の商品なのか・どこから調理を始めるのか・完成とのギャップはどれくらいかが事前に把握でき、ユーザーの不安が消えます。
【実際の効果】
私がサポートした企業でも、乾麺のBefore / Afterを追加しただけで、海外ECの購入率が明らかに上がりました。乾麺の太さ、ふくらみ、量感が一瞬で伝わるため、商品理解が圧倒的に早まったからです。
写真は“情報を瞬時に翻訳するツール”。
とくに海外へ売りたい企業は、完成写真だけではなく「変化が見える写真」 を用意するだけで、伝わり方が驚くほど変わります。
海外ユーザーにとっての「伝わる」は、日本人のそれとはまったく違う視点。
文化の違いを踏まえたビジュアル戦略は、インバウンド集客や海外ECで大きな結果を生みます。
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