1色マカロンと多色マカロン、売れる写真はどちらか〜並べ方・見せ方・構図で、結果はここまで変わる〜
- 笙子 太田
- 2月24日
- 読了時間: 3分
マカロンの商品撮影をご相談いただくと、必ず出てくる質問があります。
「1色でまとめた方がいいですか?それともカラフルに並べた方が売れますか?」
結論から言うと、
“どちらが正解か”ではなく、“どの目的で使うか”が正解を決めるです。
私はフードカメラマンとして、料理撮影・食品撮影・商品撮影を1,000件以上担当してきましたが、マカロンは特に“構図設計で売れ行きが変わる”被写体だと感じています。
今日は、1色マカロンと多色マカロン、それぞれの強みと、売れる写真の作り方を整理します。
1色マカロンの強み|“高級感”と“集中力”
1色のメリット
・色の統一感がある
・画面が静かで上品
・ブランド格が上がりやすい
・SNSで印象が残りやすい
特に高単価・ギフトラインの場合、1色構成はとても強いです。
例えば、ピスタチオだけを3個、余白たっぷりで並べる。
影を少し残し、マットな器に置く。
それだけで、「丁寧に作られた専門店のマカロン」という印象が生まれます。
1色で失敗しやすい点
・単調に見える
・寂しく見える
・ECでは情報不足になる
1色は“強いけれど難しい”。
だからこそ、構図で変化をつけることが必須です。
おすすめは・・・
・高さを出す(重ねる)
・1つだけ断面を見せる
・斜め構図にする
・影でリズムを作る
色が1つだからこそ、立体と光で動きを出す必要があります。
多色マカロンの強み|“楽しさ”と“選ぶ喜び”
多色のメリット
・華やか
・一目で目を引く
・フレーバーの多様性が伝わる
・ECでの一覧性が高い
特にECサイトでは、「何味があるのか」が一瞬で伝わることが重要。
多色マカロンは、情報量=安心感につながります。
多色で失敗しやすい点
・ごちゃつく
・安っぽく見える
・量販菓子に見える
原因はほぼ共通で、“並べすぎ”と“色のぶつかり”です。
改善のポイントは・・・
・全部を均等に扱わない
・主役色を決める
・3色までに絞る
・余白を必ず作る
多色でも、「色の主従関係」を作るだけで、高級感は保てます。
売れる写真はどちらか?
ここが一番大事なポイントです。
SNSで強いのは?
→ 多色マカロンスクロール中に止まってもらうには、“華やかさ”は武器になります。
高単価ギフトで強いのは?
→ 1色マカロン静かな構図の方が、価格帯が上に見えやすい。
ECの商品ページで強いのは?
→ 両方必要
・一覧カット=多色
・単品アップ=1色
・世界観カット=1色 or 3色程度
実は、“どちらが売れるか”ではなく、“両方設計できているか”が売上を決めるのです。
もう一段階上の考え方|動きを入れる
1色でも多色でも、最終的に強いのは“動き”のある写真です。
・かじった断面
・指で持った瞬間
・クリームが少し見える
整列だけでは、「情報」は伝わっても「欲求」は動きません。
マカロンは特に、食感が想像できる写真が売上に直結しやすい。
まとめ|売れるのは「設計されたマカロン」
1色か、多色か。
答えはシンプルです。
売れるのは、“設計された方”。
・誰に売るのか
・いくらで売るのか
・どの媒体で使うのか
この3つを整理せずに色数だけ決めると、写真は迷子になります。
マカロンは、“可愛いお菓子”にも“選ばれるブランド商品”にもなる。
料理撮影・食品撮影・商品撮影の設計で迷われたら、まずは色の使い方から見直してみてください。
マカロン撮影、スイーツ撮影、海外向けビジュアル制作のご相談はこちらから。https://www.foodphoto-shoko.com/contact
フードカメラマン 太田笙子として、色の数ではなく、価値の伝え方を設計しています。



コメント