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高タンパク商品が「ストイック」に見えてしまう理由― 海外では“ご褒美食”に変換されている ―

  • 執筆者の写真: 笙子 太田
    笙子 太田
  • 14 時間前
  • 読了時間: 4分

こんにちは。

日本の食を世界に届けるフードカメラマン、太田笙子です。

最近、プロテインスイーツや高タンパク弁当、植物性プロテイン食品など、高タンパク食品の撮影依頼がとても増えています。

スポーツブランド、フィットネスジム、ECブランド、冷凍宅配食など、ジャンルはさまざまですが、実際に撮影の現場でよく感じることがあります。

それは、

高タンパク食品が「ストイック」に見えすぎている

ということです。

つまり、

「頑張っている人が食べるもの」

「努力のために我慢して食べるもの」

という印象になってしまっているケースが少なくありません。

でも海外では、この見せ方が少し違います。



日本:努力・我慢の文脈

日本では高タンパク食品というと、

筋トレ・ダイエット・食事制限・減量

というイメージが強い傾向があります。

そのため写真も、

黒背景・ストイックなトーン・無機質な構図

になりやすい。

確かにスポーツの世界観としては正しい場合もあります。

ただし、この見せ方は市場を狭くしてしまうこともあるのです。



海外:自己投資・ウェルネスの文脈

海外では高タンパク食品は、

健康・美容・ライフスタイル・セルフケア

といったウェルネス消費の中で語られることが多いです。

実際、世界のウェルネス市場は拡大を続けており、Global Wellness Institute が2023年に公表したレポートによると、世界のウェルネス産業は6.3兆ドル規模に達しています

(出典:Global Wellness Institute 2023)。

この流れの中で、高タンパク食品は

「努力の食事」ではなく

身体に良い“ご褒美食”

として表現されることが増えています。

つまり、

楽しい・美味しい・自分を大事にしている

という空気感が写真に含まれているのです。



色と構図で変わる心理印象

この違いは、写真の色や構図にも表れます。

ストイックに見えてしまう写真には、共通点があります。

例えば、

・暗い背景

・彩度が低い

・無機質なスタイリング

・人物が写っていない

こうした写真は、どうしても

「機能食品」

の印象が強くなります。

一方、海外のウェルネス系ブランドでは、

・自然光

・明るい色設計

・フルーツやナッツの彩り

・食べる瞬間

といった要素がよく使われます。

つまり、

栄養ではなく“体験”を写している

のです。



なぜ笑顔カットが必要なのか

ここは、日本の食品撮影と海外の食品撮影の大きな違いでもあります。

日本では、

「人物を入れない商品写真」

が多いですが、

海外ブランドでは、

食べている瞬間のカット

が非常に多い。

・スプーンを持つ手

・食べた後の満足した表情

・運動後のリラックスシーン

こうしたカットが入ることで、

この食品を食べる未来の自分を想像できるからです。

つまり、

商品ではなく“生活”を売っている

ということですね。



高タンパク食品は「美味しそう」が先

撮影の現場で私が一番大切にしているのは、

美味しそう → 高タンパク

という順番です。

逆にしてしまうと、

・粉っぽい

・パサついていそう

・健康のために食べるもの

という印象になってしまう。

だからこそ、

断面・艶・しっとり感・噛み跡

といった質感の表現を丁寧に撮影します。

食品撮影では、この質感が説得力になります。



高タンパク食品は市場が広い

高タンパク食品の撮影は、実はとても可能性の大きいジャンルです。

例えば、

・スポーツ栄養食品

・プロテインスイーツ

・高タンパク冷凍弁当

・ダイエット食品

・植物性プロテイン食品

健康市場の拡大とともに、今後ますます需要が伸びていく分野でもあります。

だからこそ、

「ストイックな食事」ではなく「楽しいウェルネスライフ」

として見せることが、ブランド価値を大きく変えるポイントになります。



まとめ

高タンパク食品がストイックに見えてしまう理由は、大きく4つあります。

・日本では努力

・我慢の文脈が強い

・暗い色設計になりやすい

・人物が入らない商品写真が多い

・機能性を強調しすぎる

一方、海外では

ご褒美・セルフケア・ウェルネス

という文脈で表現されることが多いのです。

写真は、商品の説明ではなくブランドの価値観を伝えるもの。

高タンパク食品の魅力を、世界に伝わる形で表現することがとても重要です。

フードカメラマン 太田笙子は、インバウンド・海外展開を見据えた料理撮影・食品撮影・商品撮影を行っています。


プロテイン食品や高タンパク商品、ウェルネス系ブランドの撮影についてもお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちらhttps://www.foodphoto-shoko.com/contact

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