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高価格帯チョコレートが「この値段でも買われる」写真の条件
高価格帯のチョコレートを扱っている方から、こんな相談を受けることがあります。 「原材料も製法も一流です。でも、写真を見ると“この値段?”と思われそうで不安で…」 実はこれ、とてもよくある悩みです。そして多くの場合、問題は 商品ではなく写真 にあります。 高級チョコレートが「高いから売れない」のではなく、写真が“その値段を肯定していない”だけ、というケースは本当に多いです。 まず前提:写真は「値段の理由」を説明する役割を持つ ECでも海外向けでも、チョコレート写真は単なるビジュアルではありません。 写真は、「なぜこの値段なのか?」を言葉なしで説明する装置です。 逆に言えば、その説明ができていない写真は、どんなに良い商品でも「高い」と判断されます。 条件①「量」を見せすぎない 高価格帯チョコレートで、いちばんやってはいけないのが 全部見せる構図 です。 ・箱を開けた全体 ・粒数が一目でわかる ・情報量が多い写真 これらは、無意識に「コスパ思考」を刺激します。 高級チョコレートで大切なのは、 「どれだけ入っているか」より 「一粒にどれだけ価値があるか」
笙子 太田
5 日前読了時間: 3分


EC用とSNS用で変えるチョコレート写真トーン
チョコレートの商品撮影で、とてもよく聞かれる質問があります。 「この写真、ECにもSNSにも使えますよね?」 結論から言うと、 使えます。でも、同じトーンが最適とは限りません。 ECとSNSでは、写真に求められている役割がまったく違うからです。 まず大前提:ECとSNSは“判断のスピード”が違う ECの写真は、 購入判断のための写真 。 SNSの写真は、 止まってもらうための写真 。 この違いを理解せずに同じトーンで撮影・編集すると、どちらも中途半端になります。 EC用チョコレート写真|「迷わせない」トーン設計 EC向け撮影イメージ EC用のチョコレート写真で最優先すべきなのは、 安心して買えること 。 具体的には、 ・色味が安定している ・形が正確に見える ・質感が誤解なく伝わる このため、EC用では トーンは比較的ニュートラル に設計します。 ・コントラストは強すぎない ・影はコントロールする ・色温度はブレさせない 「おしゃれ」よりも「間違いがない」。 ECでは、写真が強すぎると「実物と違いそう」という不安を生みます。 特にチョコレートは、
笙子 太田
1月18日読了時間: 3分


海外ECで売れるチョコレート写真のトーン比較
海外ECでチョコレートを販売する場合、多くの方が最初につまずくのが、 「きれいに撮っているのに、なぜか売れない」 という壁です。 実はこれ、味や価格の問題ではなく 写真のトーンが市場と合っていない ことがほとんど。 海外ECでは、写真は「説明」ではなく 判断材料そのもの になります。 結論:海外ECでは「中間トーン」は弱い 日本向け商品撮影でよく使われる・明るすぎない・暗すぎない・やわらかい中間トーン この写真、海外ECではかなり不利になるケースが多いです。 理由はシンプルで、 EC画面では写真が ・小さく表示される ・強い光環境で見られる ・比較される から。 中間トーンは、リアルでは上品でもEC画面では「印象が残らない」。 海外ECで売れるチョコレート写真は、 意図的にトーンを振り切っています。 パターン① 暗め・コントラスト強|高価格帯・アメリカ向け アメリカ向け撮影イメージ アメリカ向けECで強いのが、 暗め × コントラスト強 のトーン。 ・背景はダークブラウン〜ブラック ・チョコレートのツヤをしっかり出す ・影を恐れない...
笙子 太田
1月16日読了時間: 3分


フードカメラマンが語る「ケーキ撮影は準備が9割」
「撮影当日は、何時間くらいかかりますか?」 ケーキ撮影のご相談で、よく聞かれる質問です。 でも、料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしているフードカメラマンとして、 正直にお答えするとこうなります。 ケーキ撮影は、当日より“前”が一番大事です。 なぜなら、シャッターを切る頃には勝負はほぼ決まっているから。 ケーキ撮影は「やり直しがきかない」 ケーキは、撮影においてとてもシビアな被写体です。 ・一度切ったら戻らない ・時間が経つほど崩れる ・温度で表情が変わる つまり、 撮影中に考えている余裕がない 。 だからこそ、準備段階でどれだけ詰めているかがそのまま写真のクオリティになります。 準備① 何のための写真かを決める まず最初にやるのは、「どう撮るか」ではありません。 「どこで使うか」 を決めます。 ・ECの商品ページ ・海外向けLP ・SNS ・ギフトカタログ 用途が違えば、必要な写真も切り方も優先順位も変わります。 ここが曖昧なまま進むと、「きれいだけど使えない写真」になります。 準備② 切り方は、撮影前に決まっている ケーキ撮影で一番の分岐点
笙子 太田
1月14日読了時間: 3分


カラフルなマカロンを「安っぽく見せない」写真の条件 ──フードカメラマン太田笙子が現場で意識していること
マカロンほど、写真で印象が分かれるスイーツはなかなかありません。 色とりどりで可愛く、並べるだけでもそれなりに映える。 でも一方で、「なぜかチープに見える」「高級ラインなのに価格が伝わらない」という相談がとても多いのも事実です。 私はフードカメラマンとして、料理撮影・食品撮影・商品撮影を数多く担当してきましたが、マカロンは“撮り方次第で価格帯が一気に下がって見える”代表例だと感じています。 では、何を押さえれば「安っぽさ」を回避できるのか。 今日はその条件を、現場目線でお話しします。 条件①「色数を増やしすぎない」 マカロンはそれ自体がカラフル。 だからこそ、周囲の色は引くのが鉄則です。 背景、器、小物まで色を足してしまうと、 「可愛い」より先に「情報量が多い」が来てしまいます。 私がよく使うのは、 白/生成り/淡いグレー/マットなベージュ。 これらはマカロンの色を邪魔せず、むしろ引き立ててくれる存在です。 ポイントは、 足すなら1色まで。しかも主役の色を拾うだけ。 これだけで、写真の印象は驚くほど落ち着きます。 条件②「光を柔らかくしすぎない」
笙子 太田
1月13日読了時間: 3分


インバウンド向けケーキ写真で日本人がやりがちな失敗
「日本では評判がいいんです」 「味も素材も、かなり評価されています」 それなのに、海外向けECやインバウンド集客では反応がいまひとつ。 ケーキ撮影の相談で、このケースは本当に多いです。 結論から言うと、 ケーキ自体の問題ではないことがほとんど 。 問題は、 日本人の“美味しそう”と、海外の“美味しそう”が違う ことにあります。 今日は、フードカメラマンとしてインバウンド向け・海外向けのケーキ撮影をしてきた中で日本人がやりがちな失敗をまとめます。 失敗① 控えめすぎる色味で「味が弱そう」に見える 日本では、 ・淡い色 ・やさしいトーン ・白っぽい背景 これが「上品」「洗練」のイメージにつながります。 でも海外では、 色が薄い=味も薄そう と受け取られることが少なくありません。 特にケーキの場合、 ・スポンジが白すぎる ・クリームの色が飛んでいる ・全体が同系色すぎる こうなると、「美味しそう」より「物足りなさ」が先に立ちます。 インバウンド向けでは、 日本向けより コントラストを少しだけ強める これがとても重要です。 失敗② 余白を取りすぎて「情報
笙子 太田
1月12日読了時間: 4分


「ケーキは切ればいい」は間違い。“切り方”で売上が変わる話
ケーキ撮影の打ち合わせで、とてもよく聞く言葉があります。 「断面が見えたほうがいいですよね?じゃあ、切った写真を撮りましょう」 一見、正解のように聞こえます。 でも、料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしているフードカメラマンの立場から言うと、 これは半分だけ正解 です。 なぜなら、 ケーキは“切ったかどうか”ではなく、“どう切ったか”で評価が変わる から。 断面写真は「万能」ではない たしかに、断面写真は目を引きます。 層、クリーム量、スポンジのきめ。情報が一気に伝わる。 だからこそ、 切り方を間違えると、マイナスも一気に伝わる のがケーキです。 ・層がズレて見える ・クリームがはみ出している ・フルーツの配置が偏っている 味は一切変わっていなくても、 写真では「雑」「量が少なそう」「安っぽい」という印象に変換されてしまいます。 売れる断面/売れない断面の違い 売れる断面には、共通点があります。 ・中心を正確に捉えている ・層の厚みが均等に見える ・断面に“余白”がある 逆に、売れない断面はこうです。 ・少し端に寄っている ・情報が詰まりすぎて
笙子 太田
1月10日読了時間: 3分


自分で撮る?プロに頼む?ケーキ撮影で迷ったときの分かれ道
「できれば自分で撮りたいんです」 「でも、プロに頼んだほうがいいのか迷っています」 ケーキ撮影のご相談で、この段階の方はとても多いです。 結論から言うと、 自分で撮っていいケース と 最初からプロに任せたほうがいいケース は、 はっきり分かれます。 今日は、料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしてきたフードカメラマンの立場から、その分かれ道を整理してみます。 ◻︎自分で撮っても問題ないケース まずは、自社撮影・セルフ撮影が向いているケースから。 ・テスト販売・試作品段階 商品を本格的に売る前、反応を見るための仮写真であれば、 スマホや簡易撮影でも問題ありません。 ・社内資料・開発用 味や構成を共有するための記録写真なら、 「美味しそう」に見せる必要はありません。 ・価格帯が低く、量で勝負する商品 多少ラフでも「分かりやすさ」が優先される場合は、 自社撮影が合理的なこともあります。 この場合、完璧さよりスピードを重視する判断はとても正しいです。 ◻︎自分で撮ると“急に難しくなる”瞬間 ただし、次の条件が1つでも当てはまると、一気に難易度が上がります
笙子 太田
1月8日読了時間: 3分


点数より写真?食べログユーザーの“本音の選び方”
こんにちは、フードカメラマンの太田笙子です。 皆さんは外食先を探すとき、何を一番の決め手にしていますか? 「まずは食べログの点数をチェックする」という方は多いはず。 かつては「3.5以上なら間違いない」と言われた時代もありましたが、今の時代、ユーザーの目はもっとシビアで、もっと「直感的」になっています。 実は今、 「点数が高いのに選ばれない店」と 「点数はそこそこでも予約が埋まる店」の境界線は、 間違いなく「写真の質」にある と言っても過言ではありません。 今回は、2026年現在の最新データと私の料理カメラマンとしての視点を交えながら、食べログユーザーの“本音の選び方”について紐解いていきたいと思います。 1. 「星3.5以上」が並ぶ中で、最後の一押しになるのは何か? 今の飲食店選びにおいて、点数はあくまで「最低条件」のフィルターに過ぎません。 特に客単価が8,000円を超えるような高価格帯のレストランを探しているユーザーにとって、3.5点や3.7点といったスコアは、もはや「並んでいて当たり前」の状態です。 では、似たような高得点の店が並んでいる
笙子 太田
1月7日読了時間: 5分


EC用ケーキ写真で「絶対に入れるべき3カット」
EC用ケーキ写真で「絶対に入れるべき3カット」 この3枚がないと、売れません。 「写真はきれいに撮れているはずなのに、ECで売れない」 ケーキの商品撮影で、こんな相談を受けることは本当に多いです。 実はその原因、 写真の“クオリティ”ではなく“構成”にあることがほとんど。 料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしてきたフードカメラマンの立場から言うと、 EC用ケーキ写真には 必ず入れるべき3つのカット があります。 逆に言えば、この3つが揃っていないと、 どんなにきれいでも「買う決断」ができません。 ① 全体カット|「何の商品か」を一瞬で伝える まず必要なのが、 全体が分かる写真 です。 ・ホールか ・カットケーキか ・サイズ感 ・デザイン これを一瞬で理解させる役割があります。 ECでは、お客様はじっくり説明文を読みません。 最初の1枚で「これは何か」「自分が買う対象か」を判断しています。 ここで重要なのは、 盛りすぎないこと 。 ・角度は安定 ・形が正確 ・色味は実物に近く この1枚は“広告写真”ではなく 商品確認用の写真 という意識が必要です
笙子 太田
1月6日読了時間: 3分


ケーキ撮影の日、スタジオが寒い理由。「冷房MAX」にするのは、わがままではありません・・・!
ケーキ撮影の日、スタジオが寒い理由 「冷房MAX」にするのは、わがままではありません!!笑 ケーキ撮影の日、スタジオに入った瞬間、よく言われます。 「……寒くないですか?」 正直に言うと、 寒いです。かなり。 上着を着たまま撮影することも珍しくありません。 それでも、冷房は弱めません。 なぜなら、 ケーキ撮影において、室温はクオリティに直結するから です。 これは演出でも、こだわりでもなく、料理撮影・食品撮影・商品撮影の現場では極めて現実的な判断です。 クリームは、人が思っている以上に「弱い」 ケーキ撮影で一番の敵は何か。 私は迷わずこう答えます。 温度です。 ・生クリーム ・ムース ・マスカルポーネ ・バタークリーム これらは、人が「ちょっと暖かいな」と感じる温度で、すでに形を保てなくなります。 特に撮影中は、 ・ライトの熱←思っている以上に周辺の温度が上がります ・人の体温 ・空気の流れ これらが重なり、想像以上にケーキは温まっていきます。 結果どうなるか。 ・角が丸くなる ・表面がテカる ・断面がにじむ 味は変わっていなくても、写真では 「
笙子 太田
1月2日読了時間: 4分


舐めるなかれ。マカロン撮影
マカロン撮影は、実はフード撮影の中でもかなり難易度が高いジャンルです。 「カラフルで可愛いから、撮るのは簡単そう」 そう思われがちなのですが、現場に立つと真逆だと感じることが多々あります。 私はフードカメラマンとして、マカロンの商品撮影・メニュー撮影を何度も担当してきましたが、毎回必ずと言っていいほど気を張る被写体です。今回は、そんなマカロン撮影で特に注意しているポイントをお話しします。 ◻︎色合わせ まず最初につまずきやすいのが、色合わせの難しさです。 マカロンはご存じの通り、ピンク、グリーン、イエロー、ブルーなど、色とりどり。 この「カラフルさ」が魅力である一方で、 小物や背景との相性を間違えると、一気にごちゃごちゃした印象になってしまいます。 たとえば、 ・背景もカラフル ・プレートも柄物 ・クロスも色付き こうなると、マカロンの美しさが埋もれてしまいます。 私がよく使うのは、白、生成り、淡いグレー、マットなベージュなどの“受け止め役”になる色。 マカロン自体が主役なので、周囲は「引き算」が基本です。 特に海外向けの商品撮影や、インバウンド
笙子 太田
2025年12月30日読了時間: 3分


国別(アメリカ・ヨーロッパ・アジア)で変えるチョコレートの色設計
海外向けチョコレート撮影で「色味をどうするか」は、実は国によって正解がまったく違います。 日本では「高級=控えめ・落ち着き」が通用しますが、 海外ではそれが「弱い」「魅力が伝わらない」になることも珍しくありません。 ここを理解せずに撮影すると、 味も価格も一流なのに写真だけが足を引っ張る、という事態が起きます。 アメリカ向け|“濃厚さ”と“わかりやすさ”を色で伝える (出典: Chocolate Mousse Cake By Jenna ) アメリカ向けのチョコレート撮影で重視されるのは、 一瞬で伝わるリッチさ です。 アメリカ市場では、 ・コントラスト強め ・深いブラウン ・はっきりした陰影 これが「おいしそう」「贅沢そう」に直結します。 日本向けでよく使われるグレー寄りのブラウンや影の薄いトーンは、アメリカでは「印象が弱い」。 そのため、 ・チョコレートの赤みを少し足す ・背景をダークブラウンやブラック寄りに ・ツヤとハイライトを明確に こうした色設計が効果的です。 アメリカ向けの商品撮影では、「上品」よりも「濃厚」「満足感」が先に伝わるかど
笙子 太田
2025年12月26日読了時間: 3分


海外向けチョコレート撮影で好まれる色味
海外向けのチョコレート撮影で、 国内向けと大きく違うポイントのひとつが 「色味の考え方」 です。 同じ高級チョコレートでも、 日本向けと同じ感覚で撮影すると 海外では「地味」「古い」「高そうに見えない」 そう受け取られてしまうことがあります。 これは、味の問題ではありません。 完全に「視覚」の問題です。 料理撮影や食品撮影では、 この色味のズレが、売上やブランド評価に直結します。 まず大前提として、 海外ではチョコレートに対して 「豊かさ」「贅沢さ」「わかりやすい美味しさ」 が求められます。 そのため、 全体的にやや暖色寄りの色味が好まれる傾向があります。 日本では ・少し青みのある影 ・グレーがかったブラウン ・落ち着いたトーン が「上品」とされますが、 海外向けチョコレート商品撮影では これが「冷たい」「硬そう」「味が想像しづらい」と受け取られることがあります。 特に欧米向けでは、 チョコレートのブラウンは 赤みや温かみを感じる色味に整えることで、 一気に「濃厚」「リッチ」な印象になります。 次に重要なのが、 背景色との関係です。 海外向けチ
笙子 太田
2025年12月23日読了時間: 3分


これからはカメラマンもAIを「使う」時代。
これからは、AIを「使う」時代。 これはカメラマンの仕事が奪われる、という話ではありません。 むしろ逆で、「表現の幅が、もう一段階広がった」という感覚に近いです。 私自身、フードカメラマンとして日々撮影をしていますが、 現場でよく思うのは「ここに、あと一要素だけ入れられたら、 もっと伝わるのに」という瞬間が本当に多いということ。 物理的に難しいことは、実はたくさんあります。 たとえば、バレンタイン用のケーキの撮影。 世界観としては、 ・赤いマニキュアを塗った ・華奢な女性の手が ・ゴールドのスプーンを持ち ・ケーキにそっと差し込まれている そんな一瞬を画角に入れたい。 理由はシンプルで、「甘さ」「ときめき」「女性目線のご褒美感」が、一気に伝わるからです。 でも、現実はどうかというと・・・・。 私の手は、正直、華奢ではありません(笑)。 モデルを手配するほどのカットでもない。 でも、この“手”が入るか入らないかで、写真の印象はまるで変わる。 こういう時に、AIはとても頼れる存在になります。 撮影のベースは、あくまで自分で撮った写真。...
笙子 太田
2025年12月22日読了時間: 3分


高級チョコレートを安っぽく見せない構図
高級チョコレートの撮影で、 私が一番怖いと思っていること。 それは 「素材は一流なのに、写真で台無しになること」 です。 実際、チョコレート商品撮影のご相談で 「味も原材料も価格帯も高級なのに、写真がどうも安く見える」 というお悩みはとても多いです。 原因の多くは、 カメラやレンズではありません。 構図です。 まず大前提として知っておいてほしいのは、 高級チョコレートは 「全部を見せようとした瞬間に安っぽくなる」ということ。 料理撮影や食品撮影では、 つい ・全体がわかる ・形がきれいに見える ・情報量を増やしたい と思いがちですが、 高価格帯の商品撮影では、これは逆効果になることが多いです。 高級感とは、 「説明しすぎないこと」。 構図の中に あえて“見えない部分”や“余白”を残すことで、 見る側が「想像」できる余地が生まれます。 この余白こそが、 価格を支える空気感になります。 次に意識しているのが、 「チョコレートを画面の中央に置きすぎない」 こと。 真ん中ど真ん中に商品を置くと、 カタログ的・量販的な印象になりやすい。 特にECや海外向け
笙子 太田
2025年12月21日読了時間: 3分


実は繊細なチョコレート撮影
チョコレートの撮影は、正直に言うと 「甘くて可愛い世界」だけではありません。 むしろ、料理撮影や食品撮影の中でも かなり神経を使うジャンルのひとつです。 今日は、チョコレート商品撮影の現場で 私が必ず気をつけているポイントをお話しします。 これからチョコレートの撮影を依頼しようとしている方や、 自社で撮ろうとしている方にも、ぜひ知っておいてほしい内容です。 まず最初にお伝えしたいのが、 チョコレート撮影で一番大切なのは「部屋の温度管理」 だということ。 チョコレートはとにかく温度に敏感です。 室温が少し高いだけで、表面がやわらかくなり、 ツヤが失われたり、形が崩れたりします。 逆に、急激な温度差があると 表面にうっすらと白い粉のようなものが浮き出ることがあります。 これは「ブルーム現象」と呼ばれるもので、 食べても問題はありませんが、 写真にすると一気に「古い」「品質が落ちている」印象になってしまう。 そのため、チョコレート商品撮影の現場では ・室温を一定に保つ ・照明の熱が直接当たらないようにする ・撮影前後の温度差をできるだけ作らない こうし
笙子 太田
2025年12月19日読了時間: 3分
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