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ビーガン料理は「茶色くなりがち問題」をどう解決するか― フードカメラマンが実践している撮影設計 ―

  • 執筆者の写真: 笙子 太田
    笙子 太田
  • 1 日前
  • 読了時間: 4分

こんにちは。

日本の食を世界に届けるフードカメラマン、太田笙子です。

最近、ビーガン料理や植物性食品の撮影依頼が増えています。

植物性ミート、ビーガンバーガー、豆乳スイーツ、プラントベースの冷凍食品など、ジャンルもかなり広がってきました。

ただ、ビーガン料理の撮影には、よくある悩みがあります。

それが、

「茶色くなりがち問題」

です。


実際に料理カメラマンとして現場で感じるのですが、植物性ミートや大豆食品はどうしても

ブラウン・ベージュ・濃い色

に寄りやすい。

その結果、

重たい印象の写真

になってしまうことが少なくありません。


今日は、食品撮影の現場で私が実際に意識しているビーガン料理を美味しそうに見せる撮影設計についてお話しします。



植物性ミートは「質感」を出さないと美味しく見えない

ビーガン料理の撮影で最初に意識するのは、

質感をどう出すか

です。

植物性ミートは、光の当て方によって

乾いた感じ・パサついた感じ

に見えてしまうことがあります。

そのため私は、

表面の艶・焼き目・繊維感・断面

といった食感を想像できる要素を必ず撮影します。

例えば、

・バーガーなら断面

・ミートソースなら麺への絡み

・唐揚げなら衣の立体感

など。

栄養価より先に

「ちゃんと美味しそう」

に見えることが大切です。



緑を足すのではなく「光」で立体を作る

ビーガン料理が茶色く見えると、ついサラダやハーブなどの“緑”を足したくなります。

もちろんそれもひとつの方法ですが、私はまず光の設計から考えます。

理由はシンプルで、

光が弱いと、どんな料理も平面的になるからです。

料理撮影では、

キーライト・影・ハイライト

のバランスで立体感を作ります。

光がしっかり設計されていれば、

同じ茶色の料理でも

奥行き・艶・食欲感

が生まれます。

逆に光が弱いと、

ただの平たい茶色になってしまうのです。



窓光を再現したライティング

ビーガン料理の撮影では、自然光の雰囲気がとても相性が良いです。

なぜなら、

ビーガンという食文化には

・ナチュラル

・サステナブル

・自然との共生

という価値観が含まれているからです。

そのため私は、

窓光を再現したライティング

をよく使います。

具体的には、

・柔らかいキーライト

・斜めから入る光

・やや長めの影

こうすることで、

料理に自然な立体感が生まれます。

スタジオ撮影でも“朝の窓辺の食卓”のような空気感を作ることができます。



ビーガン料理は「思想」を写す

ここがとても大事なポイントです。

ビーガン料理は単なる料理ではありません。

そこには

・環境への配慮

・動物福祉

・サステナビリティ

・ライフスタイル

といった価値観が含まれています。

つまり、

思想のある食事

でもあるのです。


そのため構図も、

ただ料理を撮るのではなく

・木のテーブル

・リネンのクロス

・手元の動き

・食べる瞬間

といった

生活の空気感

を入れることが重要です。

商品ではなく、

その食文化の世界観

を写すイメージです。



ビーガン料理の撮影は今後さらに増える

世界的にプラントベース食品の市場は拡大しています。

調査会社Bloomberg Intelligenceが2023年に公表したレポートでは、世界の植物由来食品市場は2030年までに約1620億ドル規模に成長する可能性があると予測されています

(出典:Bloomberg Intelligence 2023)。

つまり、ビーガン料理は

一部の人の食事ではなく、

大きな市場を持つ食文化

になりつつあります。

だからこそ、

・美味しそう

・楽しそう

・ライフスタイルとして魅力的

に見える写真がとても重要になります。



まとめ

ビーガン料理の「茶色くなりがち問題」を解決するポイントは次の4つです。

・植物性ミートは質感を丁寧に見せる

・緑を足す前に光で立体を作る

・窓光を再現した自然なライティング

・食文化や思想を感じる構図

ビーガン料理の撮影は、単なる料理写真ではありません。

価値観を伝えるビジュアル

でもあります。

だからこそ、光や構図の設計がとても大切なのです。


フードカメラマン 太田笙子は、インバウンド・海外展開を見据えた料理撮影・食品撮影・商品撮影を行っています。

ビーガン料理やプラントベース食品、健康志向ブランドの撮影についてもお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちらhttps://www.foodphoto-shoko.com/contact

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