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和菓子の「甘さ控えめ」を写真で伝えるには?

  • 執筆者の写真: 笙子 太田
    笙子 太田
  • 2025年12月3日
  • 読了時間: 5分

更新日:2025年12月4日

和菓子って、実際に口にすると「思ったよりも軽い」「やさしい甘さで食べやすい」と言われることが多いですよね。

ところが写真だけを見ると、海外のお客様には「けっこう甘そう」「ずっしり重そう」という印象を持たれてしまうことがあります。

見た目の情報しかないオンラインやSNSでは、このギャップがそのまま「買う・買わない」に直結します。だからこそ、和菓子の場合は特に「甘さ控えめで、軽やかなスイーツですよ」というメッセージを、写真の中で丁寧に伝えてあげる必要があります。


そのときのポイントになるのが、

・明るい背景

・余白多めの構図

・柔らかい影

の三つです。

ここからは、インバウンド向けや海外展開向けの撮影で、私が実際に意識していることをまとめてみます。



◻︎明るい背景が「軽さ」をつくる

まず、背景の色は印象を大きく左右します。

黒やダークブラウンの背景は、洋菓子の「濃厚さ」や「リッチさ」を伝えるにはとても便利ですが、和菓子で同じことをしてしまうと、どうしても「甘さも味も重そう」に見えがちです。

和菓子の「甘さ控えめ」を伝えたいときは、

・白木のテーブル・白やアイボリーの背景紙・淡いグレーや、薄いベージュの布

といった、光をよく受ける明るいトーンを選ぶのがおすすめです。

背景がふんわり明るいだけで、

「軽そう」「さっぱりしていそう」「口当たりがやさしそう」

というイメージにつながりやすくなります。



◻︎余白多めの構図で「上品さ」を見せる

次に大事なのが「余白」です。

お皿いっぱいに和菓子をぎゅっと並べると、どうしてもボリューム優先の写真になります。海外の人から見ると、

「一つでかなりお腹にたまりそう」「甘さもしっかり強そう」

といった印象になりがちです。

和菓子の「甘さ控えめ」「少量でも満足できる上質なお菓子」というニュアンスを伝えたい場合は、

・お皿の中央に、和菓子を一つだけゆったりと置く・あえて画面の中に空白のスペースを残す・テーブルの質感や空気感も一緒に写す

といった、余白多めの構図がよく合います。

余白には「余裕」「静けさ」「丁寧に味わう時間」といったイメージが宿ります。和菓子との相性がとても良い要素です。



◻︎柔らかい影で「やさしい甘さ」を表現する

三つ目のポイントは、影の質です。

コントラストの強い、くっきりした影は、パンチのある洋菓子や、ザクザク食感のスイーツにはよく合いますが、和菓子には少し「強すぎる」ことがあります。影が濃いと、全体の印象も重くなりがちです。

和菓子の写真では、

・窓から入る自然光(直射日光ではなく、レースカーテン越しなど)・撮影用ライトを使う場合は、ディフューザーでしっかり光を柔らかくする・反対側に白いレフ板や紙を置き、影をふんわり持ち上げる

といった工夫で、柔らかい影をつくるのがおすすめです。

ほんのりとした影がつくことで、

「舌の上でほどけていきそう」「後味がすっきりしていそう」

といった、味わいに対するイメージを写真から感じ取ってもらいやすくなります。


◻︎スマホでもできる簡単な撮り方のコツ

プロの現場でなくても、少し意識を変えるだけで「甘さ控えめ」な印象に近づけることができます。たとえばスマホ撮影なら、こんな順番がおすすめです。

① 窓辺で撮る直射日光が当たらない、明るい窓際にテーブルを置いて撮影します。

② 白い背景を準備する白いコピー用紙や、少し厚めの白い紙を数枚並べるだけでも十分です。テーブルクロスが白なら、そのまま活かしてもOKです。

③ まずは余白多めで一枚和菓子だけをどアップで撮るのではなく、お皿や背景も入るように一歩下がって撮ってみてください。これだけで「軽さ」と「上品さ」が出てきます。

④ 露出を気持ち明るめにスマホ画面をタップして、少しだけ明るさを上げると、全体の印象がふわっと軽くなります。

⑤ 彩度を上げすぎない編集アプリで色を鮮やかにしすぎると、海外のケーキのような「濃い甘さ」のイメージに寄ってしまうことも。和菓子の場合は、少し控えめな色味がちょうど良いです。



◻︎インバウンド向けの和菓子こそ「ビジュアル戦略」を

訪日のお客様向けに和菓子を展開しているお店やブランドにとって、「甘さ控えめで、軽やか」という特徴は、実は大きな強みです。

ただ、その良さは言葉だけではなかなか伝わりません。最初に目に触れる写真の段階で、すでに「すごく甘そう」「重そう」と見えてしまっていると、せっかくの魅力が届ききらないまま終わってしまいます。

明るい背景、たっぷりの余白、柔らかい影。この三つを整えてあげるだけでも、「和菓子らしい甘さ控えめの世界観」は、ぐっと伝わりやすくなります。

私は「日本の食を世界へ届けるフードカメラマン」として、インバウンド向けや海外展開向けの和菓子撮影を多く担当してきました。ターゲット市場の感覚を踏まえながら、

・どんな色とトーンで見せるか

・どのくらいの量感が安心につながるか

・どのカット構成なら、ECやSNSで伝わりやすいか

といったところまで含めて、撮影のご相談をお受けしています。


和菓子の「甘さ控えめ」の魅力を、写真でもっときちんと届けたい。海外のお客様にも、和菓子のファンになってもらいたい。

そんな時は、ぜひ一度ご相談ください。

お問い合わせはこちらhttps://www.foodphoto-shoko.com/contact

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