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外国人向けメニュー写真では「おこげ」の強調は避けた方が良い理由

  • 執筆者の写真: 笙子 太田
    笙子 太田
  • 2月24日
  • 読了時間: 2分

日本人にとって「おこげ」は、香ばしさや手作り感の象徴。しかし、インバウンド(訪日外国人)向けメニュー写真では、実はこの「おこげ」を強調しすぎると逆効果になる場合があります。


◆ 理由①:「焦げ」は“失敗”や“苦味”のイメージに見える

欧米圏では、料理の「焦げ」はしばしば“Burnt(焦げすぎ)”と受け取られます。特にアメリカ・ヨーロッパ圏では「焼きすぎ=苦い=失敗した料理」という印象を持つ人も多く、香ばしさよりも見た目の“焦げ感”にネガティブな印象を持たれることがあります。

たとえば鉄板焼きやグリル料理でも、表面が黒っぽく見えると「焦げている」と思われ、避けられることがあります。海外では「Golden brown(こんがりきつね色)」までは好まれますが、それを超える“黒さ”はマイナス評価になることが多いのです。


◆ 理由②:文化的に「清潔・フレッシュ」な見た目が重視される

外国人の食写真に共通しているのは、鮮やかで明快なビジュアルです。焦げのような暗色や不均一な焼き目よりも、・フレッシュな色・ジューシーなツヤ・明るい光の中での質感が「おいしそう」を伝える要素として重要視されます。

たとえば、白ご飯の上におこげを強調するよりも、湯気や箸上げ、具材の彩りで「できたて感」「香り」を伝える方が、外国人には伝わりやすいのです。


◆ 理由③:写真の印象が「全体のブランド」を左右する

インバウンド顧客は、料理写真だけでお店の雰囲気や清潔感を判断します。焦げや黒っぽいトーンの多い写真は、全体が“暗く”“重い”印象になり、せっかくの料理や空間の魅力が伝わりにくくなります。

逆に、明るくコントラストを効かせた構図にすることで、料理が生き生きと見え、「食べてみたい!」という“Desire(欲求形成)”のステップに自然と進ませることができます。

(参考:Light & Green Inc.『売上を伸ばす!インバウンド向け写真 —世界に伝わるビジュアル戦略—』)


◆ まとめ:「おこげ」は香りで伝え、見た目では控えめに

おこげを完全に隠す必要はありません。ただし、**“焦げ目を見せる”より“湯気やツヤで香ばしさを想像させる”**方が、海外の方にはより美味しそうに映ります。

もし海外のお客様をターゲットにしているなら、「香りや熱気を伝える光・構図・トーン」を意識してみてください。写真ひとつで、伝わり方が大きく変わります。


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