ケーキ撮影で絶対に避けたい「温かい場所」と「室温」
- 笙子 太田
- 2024年9月13日
- 読了時間: 2分
ケーキやデザートの撮影は、見た目の美しさが売上に直結する大切な瞬間です。しかし、意外と見落とされがちなポイントがあります。それが「撮影する場所の温度」です。
温かい場所や室温での撮影がNGな理由
形が崩れやすいケーキはバターやクリームを多く含むため、温かい環境に置くと柔らかくなり、形が崩れやすくなります。特にデコレーションケーキやクリーム系のスイーツは、角が崩れたり、表面が溶けてべたつくことがあります。
見た目が美しく見えない室温が高いとクリームが光を反射しすぎてテカテカしたり、色味がくすんでしまうことがあります。プロの写真のような「ふわっと美しい質感」は、温度管理があってこそ引き出せます。
撮影中に手間が増えるケーキが柔らかくなると、撮影中に何度も補正や修正をする必要があります。その分、撮影時間も長くなり、仕上がりのクオリティにも影響します。
対策方法
涼しい場所で撮影する冷房の効いたスタジオや室温が低めの場所を選びましょう。冷蔵庫から出したばかりのケーキでも、撮影する前に少し置くと扱いやすくなります。
必要に応じて冷却しながら撮影小型のファンや冷却ジェルパックを使うと、温度をコントロールしながら美しい写真を撮影できます。
撮影順序を工夫する複数のケーキを撮影する場合、形が崩れやすいものは最後に撮影すると安心です。
まとめ
ケーキ撮影において、温かい場所や室温での撮影は大きなリスクになります。形や質感を守るために、涼しい環境で撮影することが、美しい写真を生む第一歩です。撮影環境を整えることで、見る人に「美味しそう!」と思わせる写真が作れます。
ケーキ撮影やフード写真についてのご相談は、こちらからどうぞ:https://www.foodphoto-shoko.com/contact






コメント