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高級おせちが「安く見えてしまう」写真の共通点― 3万円と10万円の差は、料理ではなく“写真”で決まる ―
「味には自信があるんです」 「原材料も妥協していません」 「価格帯としては高級ラインです」 おせち料理の撮影相談で、こうした言葉を聞くことは少なくありません。 それなのに・・・ 写真を見ると、 なぜか高級に見えない。 これは料理の問題ではなく、 ほぼ間違いなく“写真設計”の問題 です。 フードカメラマンとして、これまで1,000件以上の料理撮影・食品撮影をしてきましたが、「高いおせち」と「高そうに見えるおせち」は、まったく別物だと感じています。 写真で“価格”は決まってしまう 海外向け・インバウンド向けの商品では特に顕著ですが、 人は 味を知らない状態で、まず写真だけで価格妥当性を判断 します。 実際、海外ECにおける購買行動では 写真 →価格 →説明文の順で判断されるケースが多いことが分かっています。 (出典:Baymard Institute「E-commerce UX Research 2023」) つまり、おせち料理も 写真の第一印象で「この価格はアリか/ナシか」が決まる 。 高級おせちが安く見える写真の共通点① 詰め込みすぎている...
笙子 太田
2 日前読了時間: 4分


おせち料理撮影は「料理写真」ではない― 世界に“意味”と“物語”を伝えるビジュアル設計 ―
お正月に食べる「おせち料理」。 日本で育った私たちにとっては見慣れた存在ですが、海外の方に写真を見せると、驚くほど反応が返ってきます。 「これは何の料理?」 「どうしてこんなに細かく分かれているの?」 「全部に意味があるって本当?」 フードカメラマンとして海外向け・インバウンド向けの撮影をしていると、 おせちは“料理”というより、文化そのもの なのだと実感します。 だからこそ、おせち料理の撮影はただ美味しそうに撮ればいい、という話ではありません。 なぜ今「おせち料理の撮影」が重要なのか 観光庁の発表によると、 2024年の訪日外国人消費額は約5.9兆円 (2025年に6兆円規模に達する見込み)とされ、 その中でも「食体験」「日本文化体験」への関心は年々高まっています。 (出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」2024年) おせちは ・日本独自 ・季節限定 ・意味やストーリーが明確 という点で、海外向けの発信と非常に相性が良いコンテンツです。 問題は、“その価値が写真で伝わっていないケースが多い”こと。 おせち料理撮影でよくある失敗 ① 全体を俯瞰
笙子 太田
4 日前読了時間: 3分
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