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料理写真はなぜ「シズル感」が重要なのか〜フードカメラマンが美味しさを写真で伝える理由〜
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 料理写真の世界では、よく使われる言葉があります。 「シズル感」 聞いたことがある方も多いかもしれません。 シズル感とは、簡単に言えば「食欲を刺激する視覚的な要素」のことです。 料理撮影では、このシズル感をどう作るかが写真の完成度を大きく左右します。 シズル感とは何か 料理写真で言うシズル感とは、 ・湯気 ・艶 ・溶けかけ ・肉汁 ・油の輝き など、 「今まさに美味しい瞬間」 を感じさせる視覚情報です。 例えば ・焼きたてのハンバーグから出る肉汁 ・溶けかけたチーズ ・照りのあるタレ こうした要素を見ると、人は自然と 「食べたい」 と感じます。 人は味を“視覚”で想像している 料理写真では味そのものは伝えられません。 香りも、温度も、食感も、 写真から直接感じることはできません。 それでも人は写真を見て 「美味しそう」 と判断します。 これは、 視覚情報から味を想像している からです。 料理カメラマンやフードカメラマンの仕事は、 この想像を引き出すビジュアルを設計することで
笙子 太田
4月10日読了時間: 2分


飲食店の写真、プロに頼むべきタイミング〜フードカメラマンに依頼するベストな時期〜
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 飲食店のオーナーの方から、よくこんな質問をいただきます。 「写真って、どのタイミングでプロに頼むべきですか?」 実は、料理撮影を依頼するベストなタイミングはいくつかあります。 今日は、料理カメラマンとしておすすめする 3つのタイミングをご紹介します。 タイミング① 新メニューを作ったとき 新メニューを作ったときは、料理撮影をする良いタイミングです。 理由はシンプルで、写真がなければ伝わらないからです。 特に ・SNS ・グルメサイト ・メニューでは写真が非常に重要です。 新しい料理ほど、写真の影響は大きくなります。 タイミング② 客層を変えたいとき 例えば ・インバウンド客を増やしたい ・客単価を上げたい ・若い客層を増やしたい こうした場合、写真を変えることが効果的なケースがあります。 写真は ・店の雰囲気 ・価格帯 ・体験 を表現する要素だからです。 タイミング③ 売上が伸び悩んでいるとき 料理の味には自信があるのに、 ・予約が増えない ・SNSの反応が弱い ・ECが
笙子 太田
4月9日読了時間: 2分


料理写真で売上が変わった実例 〜フードカメラマンが見てきたビジュアルの力〜
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 「写真で売上は変わるのか?」 これは、飲食店の方からよく聞かれる質問です。 結論から言うと、 変わるケースはとても多いです。 もちろん、料理の味やサービスが大前提ですが、 写真は お客様が店を選ぶ入口 だからです。 今日は、料理撮影で実際に起きた売上の変化の例をご紹介します。 事例① 写真変更で外国人予約が増えたレストラン あるレストランでは、 料理写真が ・暗い ・量感が伝わらない ・料理が小さく見える という状態でした。 そこで料理撮影を行い、 ・料理を画面いっぱいに配置 ・湯気を入れる ・料理の艶を強調 という構図に変更しました。 すると、 外国人予約が約40%増加 しました。 理由はシンプルで、 料理の魅力が写真で伝わるようになったからです。 事例② 商品写真の変更でEC売上アップ 食品ECでは、 ・白背景の商品写真だけ ・使用シーンがない というケースがよくあります。 そこで ・調理途中 ・完成料理 ・使用イメージ を追加すると、購入率が上がるケースが多いです。
笙子 太田
4月8日読了時間: 2分


料理写真はなぜ「湯気」が重要なのか〜フードカメラマンが温度感を作る理由〜
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 料理写真を見ていて、 「なんだか美味しそう」 と感じる写真と、 「料理は良さそうなのに惹かれない」 と感じる写真があります。 その違いのひとつが、 温度感です。 料理撮影の現場では、よくこう言われます。 料理写真は“温度”を写す写真。 その温度感を最も分かりやすく伝えるのが 湯気 です。 人は湯気を見ると「美味しそう」と感じる 心理学や食品マーケティングの研究でも、 湯気は食欲を刺激する視覚情報 とされています。 湯気を見ると、人は無意識に ・出来立て ・温かい ・香りが立っている というイメージを持ちます。 例えば ・ラーメン ・鍋料理 ・ハンバーグ ・味噌汁 これらの料理で湯気がないと、 写真はどこか 冷たい印象 になってしまいます。 実は湯気は写真に写りにくい 意外に思われるかもしれませんが、 湯気はそのままでは 写真に写りにくいものです。 理由は単純で、 湯気は透明だからです。 そのため料理撮影では ・逆光 ・暗めの背景 ・光の角度 を工夫して、 湯気が見えるよう
笙子 太田
4月7日読了時間: 2分


プロの料理撮影は何が違うのか〜フードカメラマンの仕事は「撮影」だけではない〜
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 料理撮影のご相談をいただくと、 時々こう言われることがあります。 「写真って、カメラが良ければ撮れるのでは?」 もちろんカメラは重要ですが、 実はプロの料理撮影で一番違うのは 撮る前の設計 です。 今日は、料理カメラマンと一般的な撮影の違いをお話ししてみたいと思います。 違い① 光の設計 料理写真の完成度の多くは 光 で決まります。 ・光の方向 ・光の硬さ ・影の位置 これらを調整することで ・艶 ・温度感 ・立体感 が生まれます。 料理撮影では 食べたくなる光 を作ることが重要です。 違い② 構図の設計 料理写真では、 構図によって ・価格帯 ・満足感 ・ブランドイメージ が変わります。 例えば ・真上から撮る料理 ・斜めから撮る料理 ・寄る料理 それぞれ意味があります。 料理カメラマンは、 料理ごとに構図を設計 しています。 違い③ 食の知識 フード撮影では ・器の置き方 ・カトラリーの位置 ・盛り付け など、 食文化の理解 が必要になります。 例えば ・刺身の向き
笙子 太田
4月6日読了時間: 2分


パステルカラーの広告撮影で「印象に残る」写真を撮るには?〜イースター・春シーズン撮影のコツを徹底解説〜
パステルカラーって、写真にするとなんかぼんやりしちゃうんですよね」 撮影のご相談をいただくとき、こういう声をよく聞きます。 わかります!すごくわかります! 淡い色は確かに難しい。 でも実は、ポイントを押さえれば、パステルカラーの撮影こそ、見た人の記憶にじんわりと残る広告写真になるんです。 私、太田笙子はフードカメラマンとして、飲食店や食品ブランドの広告撮影を手がけてきました。 イースターシーズンの撮影は毎年ご依頼が増えるテーマのひとつ。 今回は、淡い色合いの装飾が多い春シーズン撮影で、印象のある広告写真をつくるためのポイントをまとめました。 そもそも、なぜパステルカラーは「弱い写真」になりやすいのか まず、なぜぼんやりした仕上がりになりやすいのかを知っておくと、対策が立てやすくなります。 パステルカラーとは、白をたくさん混ぜた高明度・低彩度の色のこと。 ピンク、ラベンダー、ミントグリーン、バターイエロー・・・ どれも美しい色ですが、彩度が低い分、写真の中で埋もれやすい性質を持っています。 さらに、柔らかい光と組み合わせると、全体がフラットに見えて
笙子 太田
4月5日読了時間: 7分


料理写真が「安っぽく見える」5つのNG〜フードカメラマンが必ず避けるポイント〜
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 同じ料理でも、 ・高級そうに見える写真 ・安っぽく見える写真 があります。 これは料理の問題ではなく、 多くの場合 写真の見せ方 の問題です。 今日は、料理撮影の現場で フードカメラマンが必ず避ける 安っぽく見える写真のNG例 をご紹介します。 NG① 光が強すぎる 強すぎるライトは、 ・テカリ ・白飛び ・不自然な影 を作ります。 料理写真では 柔らかい光 が基本です。 強い直射光は、 料理を美味しそうに見せるどころか 質感を壊してしまいます。 NG② 背景がチープ 背景は料理の価格帯を決めます。 例えば ・ビニール感のあるテーブル ・雑多な背景 ・生活感の強すぎる小物 こうした要素があると、 料理は一気に 量販店の印象になります。 高級感のある料理写真では ・木 ・石 ・布 など、 素材感のある背景がよく使われます。 NG③ 構図が遠い 料理が小さく見える写真は、 満足感が伝わりません。 海外の飲食広告では、 料理が画面の主役 になる構図がほとんどです。 料理撮影では
笙子 太田
4月4日読了時間: 2分


なぜ料理写真は「左側から光」が多いのか〜フードカメラマンが光の向きを決めるときの考え方〜
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 料理撮影の現場を見た方から、よくこう聞かれます。 「どうして料理写真って左から光が当たっていることが多いんですか?」 確かに、料理写真を見ると 左側から光が来ている写真が多いことに気づきます。 ただし、これは単なるルールではありません。 実はフードカメラマンは、 料理ごとに 「光の向き」を設計している のです。 今日は、料理撮影において 光の向きがどのように決まるのかを解説してみたいと思います。 料理の立体感は「影」で決まる 料理写真で一番大切なのは、 立体感 です。 例えば ・ハンバーグ ・ステーキ ・ケーキ ・パン こうした料理は、 影があることで厚みや高さが伝わります。 もし正面から均一に光を当ててしまうと、 料理は平面的になり 美味しそうに見えなくなることがあります。 そのため料理撮影では、 ・斜めから光を当てる ・影をコントロールする という方法がよく使われます。 光の向きで料理の印象が変わる 光の方向が変わると、 料理の見え方は大きく変わります。 例えば 逆光
笙子 太田
4月3日読了時間: 2分


なぜ海外ブランドは写真に何百万円もかけるのか— ビジュアルが売上を左右する理由 —
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 海外ブランドの広告やECサイトを見ると、 「写真がとにかく美しい」 と感じたことはありませんか? 実は多くの海外ブランドでは、 商品写真や料理写真の制作に 数百万円規模の予算 がかけられることも珍しくありません。 なぜそこまで投資するのでしょうか。 理由① 写真は24時間働く営業だから ECサイトでは、 店員さんはいません。 代わりに働くのが 写真 です。 写真は ・商品の価値 ・価格帯 ・ブランドイメージ を数秒で伝えます。 つまり写真は 営業・広告・接客を同時に行う存在 なのです。 理由② ブランド価値はビジュアルで決まる 同じ商品でも、 写真の見せ方によって ・5,000円に見える ・50,000円に見える という差が生まれます。 高級ブランドほど、 ビジュアルの統一感を徹底しています。 ・色 ・光 ・背景 ・世界観 これらが揃うことで、 ブランドの価値が伝わります。 理由③ SNS時代は「写真が広告」 現在、多くの商品は SNS EC 広告 で販売されています。
笙子 太田
4月2日読了時間: 2分


なぜ私は“ひとりのフードカメラマン”で終わらなかったのか。チームで撮るという選択
フード撮影は、感性の仕事です。 だからこそ、「自分が撮らないと意味がない」そう思っていました。 でも、1,000件以上の料理撮影・食品撮影を経験する中で、あることに気づきました。 本当に価値があるのは、 “自分が撮ること”ではなく、“価値を再現できること” だと。 フード撮影は“偶然の芸術”ではいけない 料理は毎回状態が違います。 火入れの秒数、湯気の上がり方、ソースのとろみ、盛り付けの重心 それをその場の感覚だけで撮っていたら、再現性はありません。 しかし企業様にとって必要なのは、“奇跡の1枚”ではなく、 安定して成果を出すビジュアル設計 です。 特にインバウンド向け、海外EC向け、多拠点展開しているブランド様にとっては「どこで撮ってもブランドが崩れない」ことが重要になります。 なぜチーム化したのか 私が率いる株式会社Light & Green には、全国にフードカメラマンが在籍しています。 理由はシンプルです。 1人では、ブランドを“面”で守れないから。 例えば、 ・東京と大阪で同時撮影 ・全国チェーンの統一ビジュアル ・急な大量案件 これ
笙子 太田
4月1日読了時間: 3分


料理写真は「味」ではなく「期待値」を売っている— フードカメラマンが考えるビジュアルの役割 —
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 料理写真は「美味しそうに撮るもの」。 多くの方がそう思っているかもしれません。 もちろんそれは正しいのですが、 実は料理写真の役割はもう少し深いものです。 料理撮影の世界では、よくこう言われます。 料理写真は味ではなく“期待値”を売っている。 今日はその意味についてお話ししてみたいと思います。 写真は味を伝えられない 当たり前ですが、写真から味は分かりません。 香りも、食感も、温度も伝わりません。 それでも人は写真を見て、 「美味しそう」 「食べてみたい」 と感じます。 これは、写真が 味そのものではなく“体験の期待”を作っている からです。 人は「美味しそう」より「食べたい」で動く 料理写真のゴールは 「美味しそう」 と思わせることではありません。 本当のゴールは 「食べたい」 と思わせることです。 そのために必要なのは、 ・量感 ・温度感 ・臨場感 ・文化背景 といった要素です。 例えば ・スプーンが入った瞬間 ・チーズが伸びる瞬間 ・湯気が立つ鍋 こうした瞬間を見る
笙子 太田
3月31日読了時間: 2分


美味しい料理なのに売れない店の写真の共通点— フードカメラマンが現場でよく見る3つの問題 —
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 「料理には自信があるのに、なぜかお客様が増えない」 こんな相談、実はとても多くいただきます。 実際にお店へ伺って写真を拝見すると、かなりの確率で同じ問題が見つかるんです。 料理は間違いなく美味しい。 でも写真が、その魅力を全然伝えられていない。 今日は、1000件以上の料理撮影・食品撮影に関わってきた経験から、「売れない料理写真に共通する3つの問題」をお伝えします。 ① 料理が小さく見える 飲食店の写真で意外と多いのが、料理が実際より小さく見えてしまうケースです。 テーブルが広く写りすぎていたり、引きの構図になりすぎていたりすると、 料理の存在感がどこかに消えてしまいます。 「盛り付けが綺麗だから全部見せたい」 という気持ちはよくわかるのですが、その結果、料理が遠くなってしまうことが多い。 海外のレストラン広告を見ると、料理が画面いっぱいに写っているケースがほとんどです。 これは量感や満足感を視覚的に伝えるため。 料理撮影では「何をどう見せるか」という構図設計が、想像以上
笙子 太田
3月30日読了時間: 3分


商品が売れないのは中身が原因ではない? 〜「見た目が9割」と言われる理由と、料理・商品写真の本当の役割〜
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 最近、経営者向けの動画でこんな言葉を聞きました。 「商品が売れないのは中身が原因ではない。 見た目が9割。」 一見すると少し極端に聞こえる言葉かもしれません。 ですが、フード撮影・食品撮影の現場にいる私から見ると、実はかなり本質を突いた言葉でもあります。 なぜなら、私たち消費者は「味」や「品質」を体験する前に、まず見た目で判断しているからです。 今日は、料理撮影・商品撮影の視点から、この言葉の意味を少し深く解説してみたいと思います。 人は「中身」を見る前に「見た目」で判断している レストランを探すとき、ECサイトで商品を探すとき、 私たちはまず何を見るでしょうか。 多くの人が最初に見るのは、文章ではなく写真です。 ・食べログの料理写真 ・ECサイトの商品写真 ・Instagramの料理写真 ・広告バナー これらのビジュアルを見て、 「美味しそう」 「高そう」 「安心できそう」 「なんだか安っぽい」 という第一印象が、数秒で決まります。 この段階で興味を持たれなければ、..
笙子 太田
3月28日読了時間: 4分


キッチンツールは「物撮り」では売れない理由〜商品だけを撮っても伝わらないもの〜
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 キッチンツールの撮影をご相談いただくとき、よくあるご要望があります。 「まずは白背景の物撮りをお願いします」 もちろん、ECサイトでは商品単体の写真は必要です。 いわゆる物撮り(ぶつどり)と呼ばれる撮影ですね。 ただ、実際に海外向けの商品撮影や食品撮影の現場で感じるのは、 キッチンツールは物撮りだけでは売れない ということです。 なぜなら、キッチンツールは 「使う道具」 だからです。 今日は、その理由についてお話ししたいと思います。 ① キッチンツールは「用途」が分からない 例えば、 ・巻き簀(まきす) ・出汁こし ・骨抜き ・業務用トング こうした道具は、日本では当たり前でも、海外では用途が分からないことが多いです。 物撮りで単体写真を見せても、 「これは何の道具だろう?」 で終わってしまうことがあります。 私がフードカメラマンとして海外向けの商品撮影を行うときは、 必ず使用シーンを考えます。 例えば巻き簀なら 海苔・酢飯・具材・巻いている手元 こういった要素を入れるこ
笙子 太田
3月22日読了時間: 4分


フードカメラマンとは|料理撮影のプロの仕事
レストランのメニュー写真。食品メーカーの広告。ECサイトの商品ページ。 私たちが日常的に目にしている「食べ物の写真」の多くは、フードカメラマン(料理カメラマン)によって撮影されています。 スマートフォンでも綺麗な写真が撮れる時代になりました。 それでも、レストランや食品ブランドがプロのカメラマンに依頼する理由があります。 なぜなら料理写真は、 ただ撮るだけでは魅力が伝わらない からです。 光、温度感、質感、器、スタイリング、さらには文化的背景まで。 料理撮影は、さまざまな要素を設計してはじめて完成します。 この記事では、 フードカメラマンとはどんな仕事なのか を、料理撮影の現場の視点から解説します。 フードカメラマンとは フードカメラマンとは、 料理・食品・食に関わるビジュアルを専門に撮影するカメラマン のことです。 料理撮影は一般的な商品撮影とは大きく異なります。 例えば、フード撮影では次のような要素を考えながら撮影します。 ・料理を最も美味しそうに見せる光の設計 ・温度や香りまで感じさせる表現 ・食文化やブランドの世界観の理解 ・料理人やブラ
笙子 太田
3月21日読了時間: 6分


海外向け商品撮影は「工程写真」が重要な理由〜なぜ“作っている途中”を撮ると売れるのか〜
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 海外向けECの商品撮影をご依頼いただくとき、私がよくご提案するのが 「工程写真(プロセス写真)」を撮りましょう ということです。 工程写真とは、 ・調理の途中 ・使っている瞬間 ・作業している手元 など、 完成までのプロセスを見せる写真 のこと。 日本のECでは、商品単体の写真だけでも成立することが多いですが、海外ECではそれだけでは十分に伝わらないことが少なくありません。 今日は、なぜ海外向け商品撮影で工程写真が重要なのかをお話ししたいと思います。 ① 海外ユーザーは「写真」で理解する 海外ECでは、日本よりも 写真で商品を理解する 傾向が強いと言われています。 言語や文化が異なるため、説明文を細かく読まないユーザーも多いからです。 そのため、 ・何をする道具なのか ・どう使うのか ・どんな結果になるのか が写真で分かることがとても重要になります。 例えば、 巻き簀(まきす)。 日本人なら見ただけで「寿司を巻く道具」と分かります。 でも海外ユーザーには、 ただの竹のマッ
笙子 太田
3月20日読了時間: 4分


EC・SNS・広告で変えるヘルシー食品写真— 同じ商品でも“3種類の写真”が必要な理由 —
こんにちは。 日本の食を世界に届けるフードカメラマン、太田笙子です。 グルテンフリー食品、ビーガン料理、低糖質スイーツ、高タンパク食品など、いわゆる ヘルシー食品の撮影 をしていると、よくいただくご相談があります。 それは、 「この写真、ECにもSNSにも広告にも全部使えますか?」 というものです。 結論から言うと、 同じ写真をすべてに使うのはおすすめできません。 理由はとてもシンプルで、 写真の役割が違うからです。 EC、SNS、広告では、ユーザーが写真を見るときの心理状態がまったく違います。 料理撮影・商品撮影の現場では、この違いを意識して 用途ごとに写真を設計すること がとても重要になります。 EC:安心・情報・成分を伝える写真 ECサイトの写真で最も大切なのは、 安心感 です。 ECでは、ユーザーは商品を手に取ることができません。 そのため写真は、 「この商品は信頼できるか」 を判断する材料になります。 ヘルシー食品の場合、特に重視されるのは 原材料・栄養成分・内容量・質感 などです。 そのためEC用の食品撮影では、 ・白背景やシンプル背
笙子 太田
3月19日読了時間: 4分


「フードカメラマン 有名」でAI検索に太田笙子の名前が表示された話
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 先日、「フードカメラマン 有名」というキーワードでAI検索をしたところ、 一覧の中に太田笙子の名前が表示されていました。 正直に言うと、驚きました。 でも同時に、「ああ、ちゃんと積み上げてきたことが、検索アルゴリズムにも伝わり始めたんだな」と感じました。 今日はこの出来事をきっかけに、 なぜ今“AI検索に表示されること”が重要なのか、そしてフードカメラマンとして何をしてきたのかをお話しします。 AI検索に出る=信頼の可視化 2024年以降、GoogleはAIによる要約表示(AI Overview)を本格展開しています。 従来の「10本の検索結果を並べる」形式から、「AIが要約し、代表例を提示する」形式へ変化しています。 つまり今は、 “どこに載っているか”よりも、“誰として認識されているか” が重要な時代です。 特に専門職は、 ・実績 ・専門性 ・発信の継続 ・外部からの言及 これらが揃わないと、AIは名前を出しません。 私はこれまで、 ・1,000件以上の料理撮影/食品
笙子 太田
3月18日読了時間: 3分


ヘルシー市場は「健康」ではなく“価値観”を売っている— 写真がブランド哲学を伝える時代 —
こんにちは。 日本の食を世界に届けるフードカメラマン、太田笙子です。 グルテンフリー、ビーガン料理、低糖質スイーツ、高タンパク食品など、いわゆるヘルシー食品の市場はここ数年で大きく広がっています。 撮影の現場でも、 ・健康志向のレストラン ・ウェルネスブランド ・植物性食品メーカー ・フィットネス系食品ブランド などからのご相談が増えています。 ただ、この市場について経営者の方とお話ししていると、よく感じることがあります。 それは、 ヘルシー市場は「健康」を売っているのではない ということです。 実際には、価値観を売っている市場なのです。 今日は、料理撮影・食品撮影の現場から見えてくるヘルシー市場とブランド表現の関係についてお話ししたいと思います。 Z世代とウェルネス消費 ヘルシー市場の拡大には、世代の変化も大きく関係しています。 特にZ世代は、 健康・メンタルケア・サステナビリティ・自己管理 といったテーマへの関心が高いと言われています。 2023年にDeloitteが発表した「Global Gen Z and Millennial Surve
笙子 太田
3月17日読了時間: 4分


海外ECで売れるキッチンツール写真の作り方〜「商品写真」だけでは売れない理由〜
こんにちは。 インバウンド・海外展開特化のフードカメラマン、太田笙子です。 海外向けにキッチンツールを販売している企業様から、撮影のご相談をいただくことが増えてきました。 そのときによくあるのが、 「とりあえず白背景の商品写真を撮ればいいですよね?」 というご質問です。 もちろん、商品単体の写真はECサイトに必要です。 ですが、 それだけでは海外ECではなかなか売れません。 実際に、私が食品撮影や商品撮影の現場で感じているのは、 海外ユーザーは“使うイメージ”が湧かないと購入しない ということです。 今日は、海外ECで売れるキッチンツール写真の作り方についてお話ししたいと思います。 ① 商品だけではなく「使う瞬間」を見せる 日本のECでは、商品単体の写真が中心でも成立することがあります。 しかし海外ECでは、 ・どう使う道具なのか ・どんな料理に使うのか ・どのくらいのサイズなのか が写真で理解できないと、購入につながりにくい傾向があります。 例えば、 キッチンバサミ。 白背景で撮ると、ただのハサミに見えてしまいます。 でも ・食材をカットしてい
笙子 太田
3月16日読了時間: 3分
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