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アイスクリーム撮影の裏側:予備の空容器が“必須”な理由
アイスクリームの撮影、と聞くと多くの方がまず思い浮かべるのは“溶けるスピードとの戦い”ではないでしょうか。 もちろん、それも間違いなく大きなポイントです。 でも実際の現場では、もっと静かで、誰にも気づかれにくいトラブルが起きることがあります。それが “容器のへこみ問題” です。 ● 輸送中の小さなダメージが、写真では大きく映る メーカー様や店舗様から撮影用に商品を送っていただくと、きれいに見えるはずの容器に、よく見ると“僅かな凹み”や“角の潰れ”が見つかることがあります。 これは輸送時の振動や、箱に入れる際のちょっとした圧力が原因で、どれだけ丁寧に梱包していただいても完全には防げません。 しかし、この“ほんの少しのへこみ”が写真に写ると、予想以上に気になってしまうんです。 光が当たるとそこだけ影になり、滑らかなラインが崩れる。 特にアイスクリームのように“清潔感”や“なめらかさ”がブランド価値に直結する商材では、容器の状態は仕上がりに大きく影響します。 ● 「パッケージ=商品そのもの」という海外視点 インバウンド向けや海外展開向けの写真では、容
笙子 太田
2024年7月22日読了時間: 3分


冷凍食品の撮影で「完全解凍」はNG。美しい形を保つプロのコツ
フード撮影の現場では、食材の状態が写真の仕上がりを左右します。その中でも特に気をつけたいのが、冷凍食品の“解凍の仕方”です。 一見、「しっかり解凍してから撮影した方が自然に見えるのでは?」と思われがちですが、実際には 完全解凍はNG 。むしろ“形が崩れやすくなる危険な状態”なんです。 私もこれまで1000件以上の撮影をしてきましたが、冷凍食品の撮影で仕上がりを大きく左右するのは、ライティングでも構図でもなく、“解凍のタイミング”であることが本当に多くあります。 ■ なぜ完全解凍するとダメなのか? 冷凍された食品には、水分がぎゅっと詰まっています。これが完全に解凍されると、水分が一気に流れ出し、以下のような問題が起こります。 形が崩れやすい (とくにスイーツやフィリング入りの食品) カットがきれいに入らない (断面がべちゃっとする) 表面にぬめりやテカりが出る (ライトで不自然に反射する) 盛りつけても立体感が出ない 一度完全に解凍してしまうと、もう“本来の形の美しさ”を取り戻せません。 冷凍ケーキ、冷凍パイ、餃子、小籠包、冷凍肉、冷凍魚などなど、
笙子 太田
2024年7月17日読了時間: 3分
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