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プロでも難しい「ケーキ撮影」を、なぜ甘く見てはいけないのか― フード撮影の中で、ケーキだけは“別の競技” ―
「フード撮影をやっているなら、ケーキも同じでしょ?」 そう思われがちですが、現場に立つプロほど、 ケーキ撮影を別物として扱います。 実際、料理撮影・商品撮影・デザート撮影を経験してきた私自身も、 ケーキ撮影は今でも一番神経を使うジャンル です。 今日は、なぜケーキ撮影を甘く見てはいけないのか。 そして、 なぜ“経験値”が仕上がりに直結するのか をお話しします。 フード撮影の中でも、ケーキが「別格」な理由 まず、ケーキが他のフードと決定的に違う点。 ・時間で劣化するスピードが早すぎる 生クリーム、チョコレート、フルーツ。ケーキは、 置いた瞬間から変化が始まる素材 です。 ・クリームがダレる・表面が乾く・チョコが白くなる・フルーツがくすむ 料理のように「作り直せばいい」が通用しない。 一発勝負になりやすい のが、ケーキ撮影です。 ・白が多く、光の失敗が即バレる ケーキは白い。 だからこそ、光の失敗が隠せません。 ・白飛び ・黄色かぶり ・影がなさすぎて立体感が消える この状態になると、どれだけ高級なケーキでも、 一気に量産品に見えます。 ・「可愛い」
笙子 太田
2月11日読了時間: 3分


クリスマスケーキ撮影プラン|期間限定撮影の考え方― 「12月に入ってから」では、もう遅い理由 ―
毎年、11月後半から12月にかけて増えてくるご相談があります。 「今年のクリスマスケーキ、そろそろ撮りたいんですが…」 この時点でお伝えするのは、少し耳が痛いかもしれませんが、 事実です。 クリスマスケーキ撮影は“早く動いた人が勝つ”撮影。 これは、感覚ではなく、現場経験からはっきり言えます。 この記事では、 なぜ早めに動くべきなのか12月撮影のリスク11月撮影のメリット海外向けを想定した場合の注意点 を整理し、そのまま 撮影LPとして使える考え方 をまとめます。 なぜ毎年「早めに動くべき」なのか? 理由は大きく3つあります。 ① 撮影枠が一気に埋まる クリスマスケーキは ・季節限定 ・期間集中 ・撮影難易度が高い この3点が重なるため、 プロの撮影枠が短期間で埋まります。 「12月に入ってから探す」=「条件の合う撮影が見つからない」につながりやすいのが実情です。 ② 写真は“売る前”に必要 写真は、 売り始めてから用意するものではありません。 ・ECの事前告知 ・SNSの予告投稿 ・予約販売ページ これらは、 11月には動き始める 必要がありま
笙子 太田
2月9日読了時間: 3分


1台のクリスマスケーキで「5用途」使える写真設計― 撮影は“コスト”ではなく、“回収できる投資” ―
「クリスマスケーキの撮影、1回で終わってしまうのがもったいない」 これは、パティスリーや食品メーカーの担当者さんから、よく聞く本音です。 実はここ、 写真設計の考え方ひとつで大きく変わります。 プロの現場では、 「この写真はどこで、どう使われるか」 を 撮影前から分解して設計 します。 今日は、 1台のクリスマスケーキを、5つの用途に展開する写真設計 を具体的にお伝えします。 なぜ「使い回せない写真」が多いのか? 理由はシンプルで、最初から“1用途しか想定していない”からです。 ・EC用に撮ったらSNSで使いにくい ・SNS向けに寄りすぎて、広告に使えない ・海外用にすると、日本向けに合わない これは撮影技術の問題ではなく、 設計段階の不足 で起きています。 用途① ECトップ用|一瞬で価値が伝わる「顔」 ECトップで求められるのは、 説明力より「第一印象」 。 ・全体像が分かる ・サイズ感が想像できる ・高級感・季節感がある このカットは、「きれい」より“選ばれる雰囲気”を優先します。 ここが弱いと、他の写真が良くてもスクロールされません。 用
笙子 太田
2月7日読了時間: 3分


クリスマスケーキ撮影の当日進行表|プロはこう動く― 高単価案件ほど「段取り」で8割決まる ―
クリスマスケーキの撮影は、 「当日きれいに撮れればOK」な撮影ではありません。 むしろ逆で、 事前準備と当日の進行設計ができているかどうか で、 仕上がり・スピード・安全性がまったく変わります。 私はこれまで、飲食店・パティスリー・食品メーカー・海外EC向けまで 数多くのケーキ撮影を担当してきましたが、 高単価案件ほど、進行が驚くほどシンプル です。 今日は、「この人に任せたら安心」と思っていただくための プロのクリスマスケーキ撮影・当日進行表 をお伝えします。 ① 撮影前日にやること|当日は“撮るだけ”にする プロの現場では、 前日までに8割決めます。 具体的には、 ・構図 ・アングルの最終確認 ・使用カットの洗い出し(EC/SNS/広告) ・背景・器・小物の決定 ・光の方向と強さの確認 ・撮影順の決定 ここで重要なのは、 「ケーキを置かなくても撮影できる状態」を作ること。 本番ケーキは、「置いた瞬間から劣化が始まる素材」。 当日に考える余地を残さないことが、品質を守る最大のポイントです。 ⇨絵コンテなどあると強いですね ② 当日のケーキ出しタ
笙子 太田
2月5日読了時間: 3分


海外では「このクリスマスケーキ写真」は選ばれない― 日本では“きれい”、でも海外では“伝わらない” ―
海外向けのフード撮影をしていると、日本の事業者さんが とても丁寧に写真を用意しているのに、なぜか選ばれない 場面をよく見かけます。 特にクリスマスケーキは、その傾向が顕著です。 日本では「上品」「整っている」「余白がきれい」と評価される写真が、海外では「情報が足りない」「判断できない」とスルーされてしまうことがある。 今回は、 海外視点で見ると“選ばれないクリスマスケーキ写真”の典型例 を整理します。 1. 全体像だけで終わっている写真 日本では、ホールケーキを正面から美しく撮った1枚があれば成立します。 でも海外では、その写真を見た瞬間に、こう思われます。 ・中はどうなっている? ・どれくらいのボリューム? ・何人分? 答えが写真にない=判断できない。 海外では「写真=説明」です。 ホール全体+断面+一切れこの3点がそろって、ようやくスタートラインに立てます。 2. 高さ・量感が伝わらない構図 海外向けで特に重要なのが、 ボリューム感 。 日本では「大きく見せすぎない」「控えめが美徳」ですが、海外では逆です。 ・高さ ・層の厚み ・クリームの量
笙子 太田
2月3日読了時間: 3分


クリスマスケーキ写真が「安っぽく見える」5つの理由― きれいに撮った“つもり”が、一番危ない ―
毎年、夏頃になってクリスマスケーキの販促物を作成する時期になると、パティスリーや食品メーカーの方から、こんな声をよく聞きます。 「写真はあるのに、なぜか高級感が出ない」 「実物はもっと美味しそうなのに、写真になると普通…」 実はこれ、技術の問題というより“設計のズレ”で起きているケースがほとんどです。 今回は、クリスマスケーキ撮影でよく見かける「安っぽく見えてしまう5つの理由」を、プロの現場目線で解説します。 「うちもこれ、やってるかも…」そう気づいた瞬間が、写真を見直すベストタイミングです。 ① 生クリームが白飛びしている いちばん多い失敗がこれです。 生クリームは白い。 だから明るく撮りたくなる。 結果、 質感が消えた“真っ白な塊”になる。 白飛びした生クリームは、 ・軽そう ・コクがなさそう ・量産品に見える という印象を与えやすく、 価格帯が一気に下がります。 本来、生クリームは「なめらかさ」「厚み」「空気感」を見せることで、初めて“ごちそう”に見えるもの。 光を当てすぎない。影を少し残す。 それだけで印象は劇的に変わります。 ② 飾りが
笙子 太田
2月1日読了時間: 3分


クリスマスケーキ撮影でいちばん大切なこと― 「華やかさ」と「温度管理」はセットで考える ―
クリスマスケーキの撮影は、フード撮影の中でも いちばん難易度が高いジャンルのひとつ です。 理由はシンプルで、 ・時間との戦い ・温度との戦い ・“盛りすぎ”との戦い この3つが同時にやってくるから。 私自身、これまで数多くのケーキ撮影をしてきましたが、 「普通に撮っただけなのに、なんだか安っぽい」 「実物はもっと美味しそうなのに…」という相談は本当に多いです。 今日は、 クリスマスケーキを“ちゃんと価値ある商品”として見せるための撮影ポイント をまとめます。 1. クリスマスケーキ撮影は「温度管理」が9割 まず大前提として。 クリスマスケーキは溶けます。 ・生クリームはダレる ・チョコレートは白く粉を吹く(ブルーム現象) ・フルーツの水分が浮く これ、撮影現場では日常茶飯事です。 そのため、撮影は必ず“段取り先行”が鉄則。 ・構図 ・アングルは事前に決めておく ・テストカットはダミーで行う ・本番ケーキは「最後に出す」 この順番を守るだけで、仕上がりは別物になります。 2. 「盛りすぎ」はクリスマス感を壊す リボン、オーナメント、松ぼっくり、雪
笙子 太田
1月30日読了時間: 3分


ケーキは「箱のまま冷蔵庫保存」はNG〜美味しさも、写真映えも、静かに壊れていく話〜
こんにちは。 フードカメラマンの 太田笙子 です。 ケーキ撮影の現場や、撮影後のやり取りで、実はとても多いのがこの一言。 「とりあえず、箱のまま冷蔵庫に入れておきました」 ……これ、かなりの確率でNG です。 なぜなら、ケーキは“箱のまま冷蔵庫”に入れた瞬間から、劣化が始まる から。 味だけでなく、見た目=写真映えにも、はっきり影響します。 今日は、 ・なぜ箱保存がダメなのか ・何が起きているのか ・撮影目線で見る「致命的ポイント」 を、できるだけわかりやすくお話しします。 なぜ「箱のまま冷蔵庫」がダメなのか? 理由はシンプルで、冷蔵庫の中は“乾燥と匂い”の世界だから。 ケーキの箱は ・通気性がある ・密閉されていない ・紙製で湿度を吸う この3点セット。 つまり冷蔵庫に入れると、 生クリームの水分が一気に抜ける 表面が乾き、ヒビ・粉ふきが起きる 冷蔵庫内の匂い(キムチ・惣菜・玉ねぎ…)を吸う という静かな地獄が始まります。 フードカメラマン的に「一発でわかる劣化サイン」 撮影していると、箱保存されたケーキはすぐ分かります。 クリームのツヤが消え
笙子 太田
1月20日読了時間: 3分


海外ECで売れるチョコレート写真のトーン比較
海外ECでチョコレートを販売する場合、多くの方が最初につまずくのが、 「きれいに撮っているのに、なぜか売れない」 という壁です。 実はこれ、味や価格の問題ではなく 写真のトーンが市場と合っていない ことがほとんど。 海外ECでは、写真は「説明」ではなく 判断材料そのもの になります。 結論:海外ECでは「中間トーン」は弱い 日本向け商品撮影でよく使われる・明るすぎない・暗すぎない・やわらかい中間トーン この写真、海外ECではかなり不利になるケースが多いです。 理由はシンプルで、 EC画面では写真が ・小さく表示される ・強い光環境で見られる ・比較される から。 中間トーンは、リアルでは上品でもEC画面では「印象が残らない」。 海外ECで売れるチョコレート写真は、 意図的にトーンを振り切っています。 パターン① 暗め・コントラスト強|高価格帯・アメリカ向け アメリカ向け撮影イメージ アメリカ向けECで強いのが、 暗め × コントラスト強 のトーン。 ・背景はダークブラウン〜ブラック ・チョコレートのツヤをしっかり出す ・影を恐れない...
笙子 太田
1月16日読了時間: 3分


点数より写真?食べログユーザーの“本音の選び方”〜「評価は高いのに選ばれない店」で起きていること〜
「星3.6あるのに、全然予約が入らないんです」 これは、私が撮影の相談を受ける中で、本当によく聞く言葉です。 正直に言います。 食べログでは、点数は“最後の確認項目”であって、最初の判断材料ではありません。 むしろ多くのユーザーは、「点数が低すぎないか」をざっくり確認したあと、 写真で行く・行かないを決めている 。 これが実態です。 星3.5以上が並ぶ世界で、何が差を生んでいるのか 今の食べログは、正直に言って 星3.5以上の店がゴロゴロ並ぶ世界 です。 ユーザー側の感覚はこうです。 「3.2はちょっと不安」 「3.5以上なら、あとは好み」 つまり、 3.5を超えた瞬間からは“点数による差”はほぼ消える。 では、何で選ばれているのか。 答えはシンプルで、 写真です。 ・美味しそうか ・自分が行くイメージができるか ・なんとなく安心できるか この「なんとなく」の正体が、写真です。 レビューを読む人は、実は少数派 オーナーさんが一生懸命読んでいるレビュー。 実は、 ほとんどのユーザーはそこまで読んでいません。 行動を分解すると、こうなります。 一覧で
笙子 太田
1月15日読了時間: 3分


フードカメラマンが語る「ケーキ撮影は準備が9割」
「撮影当日は、何時間くらいかかりますか?」 ケーキ撮影のご相談で、よく聞かれる質問です。 でも、料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしているフードカメラマンとして、 正直にお答えするとこうなります。 ケーキ撮影は、当日より“前”が一番大事です。 なぜなら、シャッターを切る頃には勝負はほぼ決まっているから。 ケーキ撮影は「やり直しがきかない」 ケーキは、撮影においてとてもシビアな被写体です。 ・一度切ったら戻らない ・時間が経つほど崩れる ・温度で表情が変わる つまり、 撮影中に考えている余裕がない 。 だからこそ、準備段階でどれだけ詰めているかがそのまま写真のクオリティになります。 準備① 何のための写真かを決める まず最初にやるのは、「どう撮るか」ではありません。 「どこで使うか」 を決めます。 ・ECの商品ページ ・海外向けLP ・SNS ・ギフトカタログ 用途が違えば、必要な写真も切り方も優先順位も変わります。 ここが曖昧なまま進むと、「きれいだけど使えない写真」になります。 準備② 切り方は、撮影前に決まっている ケーキ撮影で一番の分岐点
笙子 太田
1月14日読了時間: 3分


インバウンド向けケーキ写真で日本人がやりがちな失敗
「日本では評判がいいんです」 「味も素材も、かなり評価されています」 それなのに、海外向けECやインバウンド集客では反応がいまひとつ。 ケーキ撮影の相談で、このケースは本当に多いです。 結論から言うと、 ケーキ自体の問題ではないことがほとんど 。 問題は、 日本人の“美味しそう”と、海外の“美味しそう”が違う ことにあります。 今日は、フードカメラマンとしてインバウンド向け・海外向けのケーキ撮影をしてきた中で日本人がやりがちな失敗をまとめます。 失敗① 控えめすぎる色味で「味が弱そう」に見える 日本では、 ・淡い色 ・やさしいトーン ・白っぽい背景 これが「上品」「洗練」のイメージにつながります。 でも海外では、 色が薄い=味も薄そう と受け取られることが少なくありません。 特にケーキの場合、 ・スポンジが白すぎる ・クリームの色が飛んでいる ・全体が同系色すぎる こうなると、「美味しそう」より「物足りなさ」が先に立ちます。 インバウンド向けでは、 日本向けより コントラストを少しだけ強める これがとても重要です。 失敗② 余白を取りすぎて「情報
笙子 太田
1月12日読了時間: 4分


「ケーキは切ればいい」は間違い。“切り方”で売上が変わる話
ケーキ撮影の打ち合わせで、とてもよく聞く言葉があります。 「断面が見えたほうがいいですよね?じゃあ、切った写真を撮りましょう」 一見、正解のように聞こえます。 でも、料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしているフードカメラマンの立場から言うと、 これは半分だけ正解 です。 なぜなら、 ケーキは“切ったかどうか”ではなく、“どう切ったか”で評価が変わる から。 断面写真は「万能」ではない たしかに、断面写真は目を引きます。 層、クリーム量、スポンジのきめ。情報が一気に伝わる。 だからこそ、 切り方を間違えると、マイナスも一気に伝わる のがケーキです。 ・層がズレて見える ・クリームがはみ出している ・フルーツの配置が偏っている 味は一切変わっていなくても、 写真では「雑」「量が少なそう」「安っぽい」という印象に変換されてしまいます。 売れる断面/売れない断面の違い 売れる断面には、共通点があります。 ・中心を正確に捉えている ・層の厚みが均等に見える ・断面に“余白”がある 逆に、売れない断面はこうです。 ・少し端に寄っている ・情報が詰まりすぎて
笙子 太田
1月10日読了時間: 3分


自分で撮る?プロに頼む?ケーキ撮影で迷ったときの分かれ道
「できれば自分で撮りたいんです」 「でも、プロに頼んだほうがいいのか迷っています」 ケーキ撮影のご相談で、この段階の方はとても多いです。 結論から言うと、 自分で撮っていいケース と 最初からプロに任せたほうがいいケース は、 はっきり分かれます。 今日は、料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしてきたフードカメラマンの立場から、その分かれ道を整理してみます。 ◻︎自分で撮っても問題ないケース まずは、自社撮影・セルフ撮影が向いているケースから。 ・テスト販売・試作品段階 商品を本格的に売る前、反応を見るための仮写真であれば、 スマホや簡易撮影でも問題ありません。 ・社内資料・開発用 味や構成を共有するための記録写真なら、 「美味しそう」に見せる必要はありません。 ・価格帯が低く、量で勝負する商品 多少ラフでも「分かりやすさ」が優先される場合は、 自社撮影が合理的なこともあります。 この場合、完璧さよりスピードを重視する判断はとても正しいです。 ◻︎自分で撮ると“急に難しくなる”瞬間 ただし、次の条件が1つでも当てはまると、一気に難易度が上がります
笙子 太田
1月8日読了時間: 3分


点数より写真?食べログユーザーの“本音の選び方”
こんにちは、フードカメラマンの太田笙子です。 皆さんは外食先を探すとき、何を一番の決め手にしていますか? 「まずは食べログの点数をチェックする」という方は多いはず。 かつては「3.5以上なら間違いない」と言われた時代もありましたが、今の時代、ユーザーの目はもっとシビアで、もっと「直感的」になっています。 実は今、 「点数が高いのに選ばれない店」と 「点数はそこそこでも予約が埋まる店」の境界線は、 間違いなく「写真の質」にある と言っても過言ではありません。 今回は、2026年現在の最新データと私の料理カメラマンとしての視点を交えながら、食べログユーザーの“本音の選び方”について紐解いていきたいと思います。 1. 「星3.5以上」が並ぶ中で、最後の一押しになるのは何か? 今の飲食店選びにおいて、点数はあくまで「最低条件」のフィルターに過ぎません。 特に客単価が8,000円を超えるような高価格帯のレストランを探しているユーザーにとって、3.5点や3.7点といったスコアは、もはや「並んでいて当たり前」の状態です。 では、似たような高得点の店が並んでいる
笙子 太田
1月7日読了時間: 5分


EC用ケーキ写真で「絶対に入れるべき3カット」
EC用ケーキ写真で「絶対に入れるべき3カット」 この3枚がないと、売れません。 「写真はきれいに撮れているはずなのに、ECで売れない」 ケーキの商品撮影で、こんな相談を受けることは本当に多いです。 実はその原因、 写真の“クオリティ”ではなく“構成”にあることがほとんど。 料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしてきたフードカメラマンの立場から言うと、 EC用ケーキ写真には 必ず入れるべき3つのカット があります。 逆に言えば、この3つが揃っていないと、 どんなにきれいでも「買う決断」ができません。 ① 全体カット|「何の商品か」を一瞬で伝える まず必要なのが、 全体が分かる写真 です。 ・ホールか ・カットケーキか ・サイズ感 ・デザイン これを一瞬で理解させる役割があります。 ECでは、お客様はじっくり説明文を読みません。 最初の1枚で「これは何か」「自分が買う対象か」を判断しています。 ここで重要なのは、 盛りすぎないこと 。 ・角度は安定 ・形が正確 ・色味は実物に近く この1枚は“広告写真”ではなく 商品確認用の写真 という意識が必要です
笙子 太田
1月6日読了時間: 3分


高級ケーキを“安っぽく見せない”写真の共通点。フードカメラマンが必ず避けているポイント
「素材にはかなりこだわっています」 「価格も決して安くないです」 「でも、写真にすると高級感が出ないんです」 高級ケーキの撮影相談で、本当に多い悩みです。 実はこれ、 ケーキ自体の問題ではないケースがほとんど 。 料理撮影・食品撮影・商品撮影を専門にしているフードカメラマンの視点で見ると、 「安っぽく見える原因」はかなりはっきりしています。 今日は、 高級ケーキを安っぽく見せない写真の共通点 を現場ベースでお話しします。 高級ケーキは「情報を盛るほど安く見える」 まず大前提として。 高級ケーキは、 情報を足すほど価値が下がります。 ・小物をたくさん置く ・色を足しすぎる ・背景に情報を入れすぎる これは、「豪華に見せたい」という善意から起きがちですが、 写真では逆効果になることが多いです。 高級ケーキが伝えるべきなのは、 ・素材 ・精度 ・静かな自信 つまり、 余白に耐えられるかどうか が分かれ道になります。 光が強すぎると、一気に“量販感”が出る 安っぽく見える写真の多くは、光が強すぎます。 ・影がなく、のっぺり ・全体が均一に明るい ・立体感
笙子 太田
1月4日読了時間: 4分


「目立つ写真」と「買いたくなる写真」は、似ているようでまったく別物
フード撮影の現場で、よく聞かれる質問があります。 「この写真、すごくかっこいいですよね?」 「でも…売れる写真って、これで合ってますか?」 実はこの2つ、似ているようで目的がまったく違うんです。 私はフードカメラマンとして、 広告・EC・インバウンド向けの撮影を数多く担当してきましたが、 “作品的に目立つ写真”と“買いたくなる写真”は、撮り方も考え方も別物だと感じています。 今日はその違いを、できるだけ分かりやすくお話しします。 目立つ写真(作品的な写真)の特徴 まずは「目立つ写真」から。 これは ・SNSでスクロールを止める ・コンテストやポートフォリオで評価される ・「おしゃれ」「すごい」と言われやすい そんな写真です。 特徴としては、 強い光や影、コントラストがはっきり 構図や色に“作者の個性”が強く出る 食べ物そのものより「世界観」や「美意識」が主役 暗め・静的・ドラマチックな表現も多い 正直に言うと、撮っていて一番楽しいのは、こちらだったりします(笑)。 自分の表現欲が満たされるし、「いい写真ですね」と言ってもらえる確率も高い。 ただし
笙子 太田
1月3日読了時間: 4分


ケーキ撮影の日、スタジオが寒い理由。「冷房MAX」にするのは、わがままではありません・・・!
ケーキ撮影の日、スタジオが寒い理由 「冷房MAX」にするのは、わがままではありません!!笑 ケーキ撮影の日、スタジオに入った瞬間、よく言われます。 「……寒くないですか?」 正直に言うと、 寒いです。かなり。 上着を着たまま撮影することも珍しくありません。 それでも、冷房は弱めません。 なぜなら、 ケーキ撮影において、室温はクオリティに直結するから です。 これは演出でも、こだわりでもなく、料理撮影・食品撮影・商品撮影の現場では極めて現実的な判断です。 クリームは、人が思っている以上に「弱い」 ケーキ撮影で一番の敵は何か。 私は迷わずこう答えます。 温度です。 ・生クリーム ・ムース ・マスカルポーネ ・バタークリーム これらは、人が「ちょっと暖かいな」と感じる温度で、すでに形を保てなくなります。 特に撮影中は、 ・ライトの熱←思っている以上に周辺の温度が上がります ・人の体温 ・空気の流れ これらが重なり、想像以上にケーキは温まっていきます。 結果どうなるか。 ・角が丸くなる ・表面がテカる ・断面がにじむ 味は変わっていなくても、写真では 「
笙子 太田
1月2日読了時間: 4分


舐めるなかれ。マカロン撮影
マカロン撮影は、実はフード撮影の中でもかなり難易度が高いジャンルです。 「カラフルで可愛いから、撮るのは簡単そう」 そう思われがちなのですが、現場に立つと真逆だと感じることが多々あります。 私はフードカメラマンとして、マカロンの商品撮影・メニュー撮影を何度も担当してきましたが、毎回必ずと言っていいほど気を張る被写体です。今回は、そんなマカロン撮影で特に注意しているポイントをお話しします。 ◻︎色合わせ まず最初につまずきやすいのが、色合わせの難しさです。 マカロンはご存じの通り、ピンク、グリーン、イエロー、ブルーなど、色とりどり。 この「カラフルさ」が魅力である一方で、 小物や背景との相性を間違えると、一気にごちゃごちゃした印象になってしまいます。 たとえば、 ・背景もカラフル ・プレートも柄物 ・クロスも色付き こうなると、マカロンの美しさが埋もれてしまいます。 私がよく使うのは、白、生成り、淡いグレー、マットなベージュなどの“受け止め役”になる色。 マカロン自体が主役なので、周囲は「引き算」が基本です。 特に海外向けの商品撮影や、インバウンド
笙子 太田
2025年12月30日読了時間: 3分
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